2017年06月20日

部屋干し 臭い対策どうしてます?

え〜、梅雨です。

洗濯物が外に干せないので、いわゆる「部屋干し」をしなきゃいかん時期なんですよねぇ・・・。

部屋干しは好かんですねぇ、あの「ん?乾いてるかな?どれどれ・・・」と、触った時の微妙に乾いてない感。そしてよせばいいのに嗅いでみた時の、あの絶妙に嫌な感じの臭い・・・。

乾いても、臭いだけは何となく残るんですよね。で、汗をかいた服を脱ぐと、汗の臭いと部屋干しの湿った臭いがブレンドされて、おぉ・・・。

この「部屋干し対策」って、結構皆さん気にされてるようです。

アタシは干してる時にファブリーズぶっかけたり、色々やってました。

ファブリーズは、まぁ効きます。

でもアレは繊維の深いところの臭いまで完全に取り除くような感じではないんです。

とりあえず今流行りのジェルタイプの洗剤、アリエールの『部屋干し臭 ゼロ』と書いてあったやつを試してみたところ、どうなったかといえば、今んとこなかなか快適です。

部屋干し臭の原因は、干してる間に繁殖する雑菌なんだとか。で、最近の洗剤は、その菌の繁殖を抑える成分多め、らしいんです。


ほうほう♪

posted by サウンズパル at 08:49| Comment(0) | つぶやき、小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月18日

ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン

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ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン
(DREAM/ユニバーサル)


音楽を聴いて「いいなぁ」と思う理由は、もちろんそこで鳴っている音がカッコイイとか歌詞がいいとか、そういうのもありますが、もっと大事なのはその音楽を演奏している人達の音楽に対する深い愛を感じるから、というのがあります。

ロックという音楽は、1950年代のロックンロールに夢中になった白人青少年達が、更にそのルーツを掘り下げて、ブルースやR&B、カントリーにロカビリーなどから”ノレる要素”を取り出して作り出した新しい音楽。

そのロック誕生の背景には、イギリスの若きロッカー達の(本国アメリカの都会ではほとんど見向きもされなかった)ブルースに対する深い愛がありました。

2010年代の今でもローリング・ストーンズが最高にイカすブルース・アルバムをリリースしましたし、ジェフ・ベックもエリック・クラプトンも、これはもう”ブルース伝道師”といっていい活動を精力的にやっております。彼らを動かしているのはブルースへの限りない愛です。

何故、60年代のイギリスのロッカー達は、そこまでアメリカのブルースに惹かれたんでしょう。「いや、それは今まで彼らが聴いたこともないような刺激的な音楽だったからだよ」と言われればその通りそこまでの話なんですが、その他に実は、60年代にバンドやり始めた若者達にブルースのカッコ良さを広めた一人の重要人物がおります。

その人の名はジョン・メイオール、クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、それからストーンズの面々らの10歳ぐらい年上で、1950年代からブルースに傾倒してヴォーカリスト&ハーモニカ奏者として演奏を重ねながら、よき兄貴としてイギリスの若者にブルースという音楽の素晴らしさを広め続けてきた人です。

コノ人がホントすごいんですよ”ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ”といえば、ピーター・グリーン、ミック・テイラー、ジャック・ブルース、それからジョン・マクヴィーにミック・フリートウッド、エインズレー・ダンバー、そして言うまでもなくエリック・クラプトンなどなど、とにかくブリティッシュ・ロックの名立たるミュージシャンを次々と世に送り出したバンドのリーダーで、ロックの誕生には大きく関わっておるんですが、自分が育てたミュージシャン達が次々売れっ子になっても一切スタイルを変えることなく、謙虚にブルースを追究しつづけていて、何と83歳の現在も現役でブルースやっております。

ジョン・メイオールが、またはジョン・メイオールの影響を受けた教え子たちが、ブルースという素晴らしい音楽を世に広めるのにどれだけの愛情とリスペクトを注いだか、それはもうひとつの記事では語りきれません。

実際アタシがここでグダグダ言うよりも、60年代のロックが好き、もしくはロックが好きでブルースにも興味あるよという人は、ジョン・メイオールのブルース・ブレイカーズのアルバムをぜひ聴いてみてください。どの作品も素晴らしく愛ですよ、愛。





【収録曲】
1.オール・ユア・ラヴ
2.ハイダウェイ
3.リトル・ガール
4.アナザー・マン
5.ダブル・クロッシン・タイム
6.ホワッド・アイ・セイ
7.愛の鍵
8.パーチマン・ファーム
9.ハヴ・ユー・ハード
10.さすらいの心
11.ステッピン・アウト
12.イット・エイント・ライト


はい、そんな訳で今日は「じゃあそのジョン・メイオールの何を聴けばいいの?」という真摯な方へオススメの、彼の初期代表作にして、60年代ブリティッシュ・ブルースロックの金字塔的名盤『ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン』これですね。

まず、エリック・クラプトンが参加して、しかも最高に活き活きとしたブルース・ギターを聴かせてくれることでクラプトンの名盤にも数えられます。

先にクラプトンのことをお話すると、最初にブルースやR&Bを軸にしながらもアイドル的な人気が出てしまい、ポップ路線へと転向したヤードバーズに参加していたクラプトン「えぇえ?ポップな曲なんかオレやらねぇよ、オレはブルースが弾きたいんだぜ」と、このバンドを脱退して「どこかブルース弾かせてくれるバンドねぇかな」とさまよっているうちにジョン・メイオールが「ブルース弾いてくれや、むしろ弾きまくっちゃれ」と声を掛けて二つ返事で加入。

その頃のやんちゃ盛りだったクラプトンンは、当時イギリスで開発されて発売されたばかりの”マーシャル”というメーカーのアンプをレコーディングに使いました。

はい、皆さんご存知の今やロックを代表するブランドのマーシャルです。

このマーシャルのアンプというのがとっても画期的だったんですね。この時代ギターアンプといえば「エレキギターの音を出すもの、音量を稼ぐもの」という基本理念しかなかったのですが、ドラム教室と楽器屋を開きながら細々とアンプを作っていたジム・マーシャルおじさんの店に通っていたピート・タウンゼントとかリッチー・ブラックモアとかいう悪ガキが

「おじちゃん、もっとこうガコーンと歪むギターアンプ作ってくれや」

と無茶を言って、音をデカくするついでに、それなりの音量でも「割れて歪んだ音」が出せるアンプを作らせたのが全ての始まりでありますが、コレに「いひひ、オレが真っ先にコイツでレコーディングしたら目立つぜぇ」と、更にワルい魂胆でレコーディングスタジオにマーシャルアンプを真っ先に持ち込んだのがクラプトン。

さあ、そんなこんなで早速大出力のマーシャルアンプとパワフルに鳴るギブソンのレスポールをスタジオに持ち込んで

「オレはブルース弾くんだぜ、弾いて弾いて弾きまくるんだぜちくしょう!誰にも文句ぁ言わせねぇぜちくしょう!」

と、ヤル気に燃えていたクラプトンは、血気にはやった素晴らしいギターを聴かせてくれます。

のっけからオーティス・ラッシュの「オール・ユア・ラヴ」立て続けにクラプトンが最も敬愛するギター・ヒーロー、フレディ・キングの代表曲「ハイダウェウイ」で、ナチュラル・ディストーションの効いた、艶のある痛快な音で、遠慮なしに弾きまくっております。

「クラプトンのベスト・プレイは?」と訊かれると、年代ごとに素晴らしいプレイがありますのでひとつには絞れませんが、このアルバムでのプレイはその中でも間違いなく候補に挙がるものでありましょう。

と、クラプトンのことばかり書いてしまいましたが、それはしょうがないですね(汗)ジョン・メイオールが「コイツのプレイは凄いから聴いてくれ」とばかりにいい兄貴ぶりを発揮してフロントに置いて、わざわざアルバムのタイトルにまで「ウィズ・エリック・クラプトン」と書いてありますから、まずはクラプトンのギター目当てで聴いてもいいし、そういう期待には十分過ぎるほどに応えてくれるアルバムです。

ジョン・メイオールのヴォーカルとハープに関しては、これはもう燻し銀の魅力ですよね。

プレイに関してはハープと手拍子だけをバックに聴かせる「アナザー・マン」が、非常に深いブルース・フィーリングを醸しながらも、黒人のそれとは違う、どこかサラッと洗練されているフィーリングで実に聴きやすいし、オーティス・ラッシュ、フレディ・キング以外にも、レイ・チャールズ、ブッカ・ホワイトにロバート・ジョンソンなど、ブルースやR&Bの巨人達の、それぞれ異なった幅広いスタイルの楽曲を見事斬新なブルース・ロックに仕上げたそのセンス、特にギターを全面に出しながらもリズム隊に積極的に変拍子を繰り出させるその実験精神は流石としか言いようがありません。

とにもかくにも自分が目立つことよりも、みんなに聴いて欲しいブルースの曲と、イチオシの若いギタリストのプレイにスポットを当てて、でもアレンジに手抜きせずオリジナルな”俺たちの味”をギッシリ詰め込んだジョン・メイオールの心意気、これを感じて頂きたいと思います。





『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』

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2017年06月16日

ソニー・クラーク クール・ストラッティン


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ソニー・クラーク/クール・ストラッティン
(BLUENOTE/EMIミュージック)

はい、ソニー・クラークの「クール・ストラッティン」であります!

いやもうこのアルバムをきっかけにジャズを知った人がどれぐらいいるだろう、このアルバムからはじまって、今広大なジャズの大海原のまっただ中にいる人はどれぐらいいるだろう、というほどの大人気のアルバム、いわゆる「名盤」というやつでございますね。

とにかく日本では、ジャズの名盤なんとかとかいう本が出されたらその本の表紙を飾ることがとても多く、ちょいとオシャレなカフェなんかでもレコードやポスターで飾ってあったりします。

とりあえず人気の理由のその中身に関しては、後で解説するとして、まず第一にこのジャケットですよ。ジャズ初心者、あるいはジャズとかよくわからないけど聴いてみたいという心をくすぐる、何というか「ジャズ」と聞いて何となくイメージが湧き上がるこのクールすぎるポートレイト、えぇ、最高じゃないですか。

大体アレだ、このかっこいいジャケットに、タイトルが「クール・ストラッティン」って、うん、英語の意味はよくわからんが、言葉が表紙に合ってるねぇ。ところでお前さん”ストラッティン”ってどういう意味だい?あぁそいつは「イイ女が気取って歩く」っつう意味のスラングだよ。と、調子に乗って小噺のひとつでもやり出したいぐらいのジャケットです。

あのね、アメリカにこういう言葉あるかわかんないけどね、こういうのを”粋”って言うんだね八っつぁん。何言ってんだい熊さん、お前さん字をちゃんと読みなよ”クール”ってのがアメリカで言うところの”粋”って意味なんだぜ。

・・・えぇ、はい。小噺がとめどなくなりそうなので(汗)

ジャケットの魅力に関しては、つまりそういうことでございます。あのね、ジャズのことなんかよくわかんないんだーって人が見ても「カッコイイ写真だな」「綺麗な脚だな」って思うでしょ?何となく雰囲気で。つまりその雰囲気が大事なんです。ジャズなんてもんは小難しくああだこうだ言わないでも、雰囲気で十分に楽しめるもんなんです。

先に結論が出てしまいましたが、ソニー・クラークという人と、このクール・ストラッティンっていうアルバムを、やれジャズの巨人だとか、歴史を変えた一枚だとかそういうんでなしに、純粋に耳で聴いてジャケットを目で楽しんで「あ、これはいい音楽だ」と素直に思ってそれを暖かく共有している日本のジャズ好きは素晴らしいです。

そうなんです、ソニー・クラークという人は歴史に大きく足跡を残したり影響を及ぼしたりした、いわゆる”巨人”ではなくて、むしろそんなに有名でもないまま若くしてあっけなく亡くなった人であり、また、彼の音楽も、歴史を大きく変えたとか、斬新で刺激的だとかそういうのとは対極にある、どっちかというと”フツーのジャズ”です。

でもその”フツー”が凄い、他の人にはちょっと真似できない味わいを、この人は確実に持っておるから凄いんですよ。聴いて一度でも「あ、いいね」と思ってしまったらついつい気になって二度三度聴いてしまうような、本当に麻薬のような味ですね。



【パーソネル】
ソニー・クラーク(p)
アート・ファーマー(tp)
ジャッキー・マクリーン(as)
ポール・チェンバース(b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)

【収録曲】
1.クール・ストラッティン
2.ブルー・マイナー
3.シッピン・アット・ベルズ
4.ディープ・ナイト


さぁ、もうジャケットに「イイネ!」と思ったら、迷わず中身を聴いてみましょう。

アナタはこのアルバムのジャケを見て、どんなサウンドを思い浮かべるでしょう。都会の夜の空気? ちょっとモノクロームな感じのくすんだピアノや管楽器の音?それとも酒とタバコの匂いが充満するバーかどこか?

はい、イメージ膨らませましょうね。アナタがイメージを膨らませてこのアルバムに収められている音楽を耳にしたならば、多分それはどれも正解です。そうです、これがジャズの音です。

ちょいと湿った丸みのあるトーンで、重く切ないムードを込めた音を鍵盤に落とし込むソニー・クラークのピアノの魅力と、タメの聴いた、いかにも黒人ジャズって感じのファンキーな楽曲、そしてその両方に潜む、麻薬のような魅力を引き出して止まない共演者達のややワルな個性。これがいいんですよ。

トランペットのアート・ファーマーは、けたたましく吹かない知性派と呼ばれている人で、そのひとつひとつの音を丁寧に紡いでゆく、やっぱりちょっとくぐもった音色で、アルト・サックスのジャッキー・マクリーンも、この人は飛ばせば凄く飛ばすことも出来る人ですが、基本的に明るく鳴るアルト・サックスという楽器をよりジャズっぽい雰囲気に合わせるためにあえてチューニングを落とした、ハスキーな音が印象的。

この、実に渋いトランペットとサックスが表に立って絶妙な呼吸でタメの聴いたアンサンブルで粋なテーマを奏でてアドリブに入ってゆく、そのバックで後ノリの和音で良いアクセントを突きながら、ミドルテンポの快調なノリにどこか引きずるような影を付けてゆくクラークのピアノ、これがブルースとか、ちょっとラテンのリズムが絡んだマイナー調のナンバーとかと絡むと、もうそこはジャズというジャズの”薄暗い天国”なんですね。

あぁ、もうあえて皆まで言いますまい。アタシもモダンジャズ初心者の頃に買って、その時「よくわからんけど何かいいな」と好んで聴いてました。で、今久々に聴いてみてもやっぱり”何かいい”これですよこれ、つまり”雰囲気がいい”、つまり何十年聴きつづけても飽きない。

派手派手じゃないけど、こういう深い味わいが滲むアルバムが「初心者のために」と、結構分かりやすい位置にあるって、すごく幸せなことなんだな。

という訳でアタシはあと5回ぐらいコレを連続で今日は聴きます、あぁたまんないね。。。






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