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2014年10月22日

マディ・ウォーターズ ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ +8

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マディ・ウォーターズ ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ+8
(CHESS)

【収録曲】
1.アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー
2.ロング・ディスタンス・コール
3.ルイジアナ・ブルース
4.ハニー・ビー
5.ローリン・ストーン
6.アイム・レディ
7.フーチー・クーチー・マン
8.シー・ムーヴズ・ミー
9.アイ・ウォント・ユー・トゥー・ラヴ・ミー
10.スタンディング・アラウンド・クライング
11.スティル・ア・フール
12.アイ・キャント・ビー・サティスファイド
13.ローリン・ストーン(別テイク)
14.フーチー・クーチー・マン(別テイク)
15.ローリン・アンド・タンブリン(パート1)
16.ローリン・アンド・タンブリン(パート2)
17.ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
18.マニッシュ・ボーイ
19.ルック・ホワット・ユー・ダウン
20.ガット・マイ・モージョ・ワーキン

※15〜20 ボーナストラック


店やってた頃のブルースコーナーは、サウンズパルを初めて訪れる人たちに「何だこの品揃えは!」「鬼盤が揃ってる」と驚かれることが多かったです。

狭い店だったので、メガストアばりに数をドーンと揃える、という訳には流石に行きませんでしたから、逆に「コレはブルース聴く上で絶対必要」な名盤や隠れ名盤を、可能な限り入れ替え入れ替えで並べているだけだったんですが、それでも「素敵なブルースコーナーだね」と、言われると嬉しかったですね。

そんなある日のこと「どうも何かが足りない・・・」と、ちょっとばかり考えておりました。

そしたら1枚のアルバムのジャケットが、脳内でムクムクと巨大なイメージになって「俺を仕入れろ〜、俺を仕入れろ〜」と、アピールしてきまして、それがこの天下の名盤、マディ・ウォーターズの「ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ」だったんですね。

何でこのアルバムを常備していなかったのか、盲点と言えば大盲点でしたね。

気を取り直して紹介とまいりましょう。

このアルバムこそがシカゴ・ブルースの帝王であり、戦後「ブルース最大の大物」と言われ、その後に続くブルースマン達や、ロック・ミュージシャン達にもかなりの影響を与えた(ローリング・ストーンズがマディの曲”ローリン・ストーン”からバンド名を付けた話はもはや有名)マディ・ウォーターズの、渾身の名曲揃い踏みのベスト・アルバムという名のファースト・アルバムです。

何でファーストがベストかっつうと、50年代当時はブルースのほとんどはシングル盤しかリリースされてなかったんですね。

ジュークボックスでヒットが出て、それがたくさん出たらそれをまとめたやつがアルバムでした。内容はシングル・ヒットなもんだから必然的に「ベスト」と。

マディの最大の功績は、シカゴという大都市で、ミシシッピ直系のディープ・デルタ・ブルースを電気化させ、ヒットさせたこと。

何故それがセンセーショナルであったか、マディがどうグレイトだったかは、ここに収録されている演奏を聴けば分かります。

太く貫禄のあるマディの声、荒々しく掻き鳴らされるエレキギター(スライド)、ブルースハープの革命児、リトル・ウォルターのアンプリファイド・ハープ(アンプにマイクを突っ込んでエフェクトをかけたハーモニカ)のアブナイ感じも最高の、ツワモノ達によるハードコア・ブルースの極めつけに”濃い”演奏が最初から最後まで、どっぷりたっぷり堪能できるんです、はいィ。。。

「フーチー・クーチー・マン」「アイ・キャント・ビー・サティスファイド」「ローリン・アンド・タンバリン」「ガット・マイ・モージョ・ワーキン」などなど、その後に続いたブルースマンたちはもちろん、ローリング・ストーンズを筆頭に、多くのロック・ミュージシャン達がカヴァーした珠玉の名曲ばかりの選曲がまたもう素晴らしい。

正にもう「これを聴かずしてブルースを語ることなかれ!」の一枚であります。

再発に際して、何と8曲のボーナス・トラックが付いてかなりお買い得になっておりますよ〜。


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『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』


posted by サウンズパル at 19:13| Comment(0) | ブルース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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