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2014年11月05日

ザ・ベスト・オブ・ブラインド・レモン・ジェファスン


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ザ・ベスト・オブ・ブラインド・レモン・ジェファスン
(Pヴァイン)

【収録曲】
1.Jack O'Diamond Blues (take 2)
2.Rabbit Foot Blues
3.Weary Dogs Blues
4.Bad Luck Blues
5.Easy Rider Blues
6.Match Box Blues
7.Rising High Water Blues
8.That Black Snake Moan
9.Prison Cell Blues
10.Blind Lemon's Penitentiary Blues
11.Cat Man Blues
12.Piney Woods Money Mama
13.Deceitful Brownskin Blues
14.Hot Dogs
15.Lonesome House Blues
16.Wartime Blues
17.Broke And Hungry
18.See That My Grave Is Kept Clean
19.Big Night Blues
20.All I Want Is That Pure Religion

ミシシッピ・デルタと並ぶもうひとつのブルースの故郷、テキサス。

そのテキサス・ブルースの”源流”の最も大きな流れにいるのが、このブラインド・レモン・ジェファスン(ジェファソン)でありましょう。

1926年の「ブラック・スネイク・モーン」が、弾き語りのブルースマンが歌う、正式な「純ブルースヒット第1号」となり、その後に連なるブルースマンの商業的な成功に大きな門戸を開いたという歴史的な重要性から、その「唄と交互にギターで単音のフレーズを繰り出す」という独自のスタイルは、幼い頃に実際生演奏を間近で観たというT・ボーン・ウォーカーに絶大な影響を与え、更に同じく少年時代に接したライトニン・ホプキンスも、唄とギター両方で影響を受けて・・・。

と、その影響力の大きさを語れば、いくらでもエピソードが出てくるほどの巨人、文字通りレジェンドでありましょう。

彼は盲目のミュージシャンでした。

それゆえに早くからブルースの世界で生きることを決意し、若くしてストリートで日銭を稼いでいるうちに、フィールド・ハラー(広い農場でも声が響き渡るような歌唱法)やモーン(「ンー、ンンー」という、言葉にならない呻き声)といったブルース独特の唄い方を自在に駆使した歌唱を身に付け、ギターでは当時誰も考えなかった単音の複雑なフレーズを考え出し、それを唄と呼応させて自在に変化させる驚異的なテクニックをもモノにして人気を博し、唄で稼いだ資金で密造酒の販売も行ったり、ガッシリした体躯の良さを活かした興行の賭けボクシングにも出たり、私たちがおよそ「ブルースマン」と聞いて何となくイメージする「ストリートで日銭を稼ぐ貧しいミュージシャン」のイメージとはかけ離れた、かなり派手で羽振りの良い生活をしていたようです。

あのレッドベリーともウマがあったらしく、一時期は彼と一緒に演奏の旅をしていたということも、伝説として語られておりますが、とにかく一度聴いたら忘れられない、どこまでも伸びる歌声と、「完コピは絶対無理」と、多くのアコースティック・ブルース・ファンに言わしめた、驚異的なギター・プレイの神髄を、まずは厳選20曲が収録されたこのベスト・アルバムでご堪能ください。


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Black Snake Moan - Blind Lemon Jefferson
(今に至るまでの”ブルース”の歴史は、全てこの一曲から始まったと言っても過言ではありますまい。)



サウンズパル店主高良俊礼の個人ブログ
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『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』
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posted by サウンズパル at 17:44| Comment(0) | ブルース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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