2014年11月18日

アストル・ピアソラ ザ・ラフ・ダンサーズ・アンド・ザ・シクリカル・ナイト

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Astor Piazzolla The Rough Dancer And The Cyclical Night(Tango Apasionado)
(Amerivan Crave)

【収録曲】
1.Prologue (Tango Apasionado)
2.Milonga for Three
3.Street Tango
4.Milonga Picaresque
5.Knife Fight
6.Leonora's Song
7.Prelude to the Cyclical Night (Part One)
8.Butcher's Death
9.Leijia's Game
10.Milonga for Three (Reprise)
11.Bailongo
12.Leonora's Love Theme
13.Finale (Tango Apasionado)
14.Prelude to the Cyclical Night (Part Two)

その音楽に向かう時は「聴く」ではなく「叩き込む」という姿勢で挑まねばならない音楽というものがあります。

カッコイイとか何がどうとか、そういうの関係なく、耳に着弾して心で炸裂する爆弾のような音楽・・・。

もう、聴いちゃったら最後「これはもう一生この音楽を血肉にしていかねばなんねぇ」ぐらいに心を激しく揺さぶり続けるもの、その振動が弱くなると、大急ぎでチャージせざるを得ないもの・・・。

今日のオススメはアストル・ピアソラの「ザ・ラフダンサーズ・アンド・ザ・シクリカル・ナイト」。

アルゼンチン・タンゴにクラシックの完成度とジャズのスリルを取り入れたとか、タンゴの革命児とか、まぁ色々評価されておりますが、

ピアソラの魅力というのは『極限まで張り詰めた緊張の糸が、もうこれ以上張り詰めると切れてしまうぐらいのところに、ピンポイントで致死量越えの哀愁を一気にブチ込んでくるその情動』に尽きます。

その情動に「ぐぅわっ!」と心揺さぶられたら、もはやタンゴとかそういうカテゴライズは要らんでしょう。ひたすらに「切ない、切な過ぎるもの」として、アナタはピアソラの音を欲するようになるでしょう。

と。

このアルバムは、ピアソラ晩年の1980年代に、ニューヨークの先鋭的ラテン(とかジャズとかいろいろ)音楽を次々世に出していた「アメリカン・クラーヴェ」からリリースされた、ピアソラ晩年の傑作と賞される3部作のうちの一枚(以前紹介した「ラ・カモーラ〜情熱的挑発の孤独」の次に出た作品!)。

バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、コントラバスという通常編成をちょっといじって、曲によってサックスを加えてるんですが、このサックスがまたやるせない!!

とにかくまぁ「音楽に揺さぶられたい!」という切なる欲求をお持ちの方、ピアソラですよピアソラ。



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Milonga Picarezca - Astor Piazzolla
(このヒリヒリくる緊張感と哀愁ですよ。サックスの音色の何と艶やかなこと・・・。)




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posted by サウンズパル at 19:06| Comment(0) | ラテン/ブラジル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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