2014年11月20日

高倉健 荒野の渡世人

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意外と知られていませんが、単純に娯楽作品として観ればヒジョーに面白いのがこの「荒野の渡世人」。

これはもう、本当に「笑えるB級作品」として純粋に楽しみましょう。

内容は、当時の流行だったマカロニ・ウエスタンに影響を受けた設定/役柄で、「アメリカを舞台に義理と人情の任侠路線をやってやろう」という、今の時代ではまずそんな発想は出てきません。

健さんもウエスタンブーツにテンガロン・ハットという完全なアメリカン・スタイルに、何故か手にした武器が日本刀で、登場するアメリカ人俳優達も、何となく「日本人が思い描く”ガイジン”」で、いかにもな感じであり、ロケ地もほとんど日本などなど・・・、ツッコミどころは満載です。

なので、大いに突っ込みながら観ましょう。多分健さん主演の映画の中では、ある意味「一番面白い作品」なんじゃないかなぁ・・・。

ストーリーは、日系青年の”ケン・カトウ”(高倉健)が、両親の仇である無法者達を追い、それを見付けて復讐を果たそうとするのですが、ある老ガンマンに「お前の腕ではまだ早い」と戒められて、その老ガンマンに拳銃を習い、一流のガンマン兼「日本刀の使い手」になってゆくのですが、老ガンマンは一味に殺され(この老ガンマンとならず者一味の関係も実は深いが、おい、そりゃいくらなんでも無茶があるだろうという絶妙な設定・笑)、色々あってケンは復讐を果たすことになるという、任侠とウエスタンと、ジャッキー・チェンの初期の作品が何か混沌としたまま融合したような話なんですが、正直今観るとホンットに面白いです。

しかしこんな無茶な映画でも、与えられた役をカッコ良く演じるために、恐らくは相当脚本を読み込んでいたであろう健さん、やっぱりカッコイイなぁ・・・。




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