2014年11月20日

リー・コニッツ・プレイズ

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リー・コニッツ・プレイズ+4
(Vogue/ソニー)

【パーソネル】
リー・コニッツ(as)
ジミー・ガーリー(g)
アンリ・ルノー(p)
ドン・バグリー(b)
スタン・リーヴィー(ds)

【収録曲】
1.四月の思い出
2.レコード・ショップ・スエイ
3.リー・チー
4.ヤング・リー
5.ユード・ビー・ソー・ナイス
6.フォー・ピー・エム
7.ロスト・アンリ
8.四月の思い出 (マスター・テイク)
9.四月の思い出 (オルタナティヴ・テイク1)
10.四月の思い出 (オルタナティヴ・テイク2)
11.オール・ザ・シングス・ユー・アー (オルタナティヴ・テイク2)

リー・コニッツさんは大好きなアルト吹きさんです。

何というか、この人こそ正に「聴けば聴くほど」の人だと思うんです。

最初の頃は「あぁ、何て耳に心地良い音色で、綺麗なフレーズ吹く人なんだろうなぁ・・・」と、何となく聴いていましたが、よくよく聴いてるうちに「いや、この人実はサラッとすげーことやってる!」と、驚愕します。

同年代を生きたチャーリー・パーカーとか、パーカーの影響を受けた大勢のサックス奏者と比べて聴くと、更に「うわ、コニッツさん凄い・・・」ってなるんですが、まぁそれは後からでもよろしい。

今回ご紹介するのは、個人的に私が一番好きかも知れないコニッツさんのアルバム。

1954年、フランスで録音した「リー・コニッツ・プレイズ」であります。

この時期のコニッツさんは、”クール派の総帥”と呼ばれたピアニスト、レニー・トリスターノの門下生として、当時隆盛を極めたホットでアツい(まんまじゃ!)ビ・バップに唯一対抗し得る独自のクールでシリアスなジャズのスタイルを築き上げておったのですが、1953年に当時洗練されたオシャレなスタイルで人気だったスタン・ケントンのオーケストラの一員として、ヨーロッパ・ツアーに出かけます。

結局コレが師匠トリスターノとの仲違いの原因にもなってはいるんですが、ツアー中に滞在していたパリで、地元のミュージシャン達とふれあい、そのアットホームな雰囲気に、伸び伸びとした開放感を感じたコニッツが、地元で良質なフレンチ・ジャズを出していたレーベル”ヴォーグ・レコード”のお膳立てで録音したのがコチラのアルバムになります。

音色やアドリブを聴くと、流石この”クール派の最有力演奏家”と言われていただけあって、鋭角な音色とフレージングはバリバリなんですが、バックを固めるフランス勢(特にジミー・ガーリーのギターが良いんですよ、コレ♪)の軽やかなサポート、そして録音の良さもあってか、全体的に優しくウォームなくつろぎ感に溢れております。

コニッツさんのアルバムは結構な数持っていて、その時期その時期の名盤や、刺激的な作品を数多く聴いてきましたが、やっぱりVogue盤独特の「幸せ感」は特別ですよね。

「ジャズとか全然知らないけど、サックスでカッコ良くて、しつこくなくて、でも飽きないものがいい」という、無茶なようで実は本当にその通り!な要望をお持ちの初心者の方、特にコレはオススメです。


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Lee Konitz Quartet - Lost Henri
(自在なアドリブとオシャレな雰囲気の美しい調和、と言いましょうか。とにかくコレはVogue盤ならではの味わいであります)

サウンズパル店主高良俊礼の個人ブログ
http://ameblo.jp/soundspal/

BASEショップもありますよ(ここでしか買えない商品アリ)http://soundspal.thebase.in/

『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』
http://5spot.info/

posted by サウンズパル at 16:55| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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