2014年12月11日

オーティス・レディング カーラ・トーマス キング&クイーン

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オーティス・レディング カーラ・トーマス キング&クイーン
(Atlantic/ワーナー)

【収録曲】
1.ノック・オン・ウッド
2.いい子にさせて
3.トランプ
4.恋は気まぐれ
5.僕のベイビーに何か?
6.ラヴィー・ダヴィー
7.新年の誓い
8.イット・テイクス・トゥー (MONO)
9.ロンリー・フォー・ミー
10.悲しき叫び
11. カーラとオーティス (MONO)

ローウェル・フルスン御大の「トランプ」を紹介したので、せっかくだからその「トランプ」をカヴァーしたオーティス・レディングとカーラ・トーマスの1968年のアルバム「キング&クイーン」をご紹介しましょう。

オーティス・レディングは偉大なるソウル・プリーチャーで、傑作名作を挙げると「ペイン・イン・マイ・ハート」とか「ドッグ・オブ・ベイ」とか、そういうアルバムがあって、もしかしたらこのアルバムはオーティス・ファンの間でも「え?こんなのあったっけ?」と思う方もいるかも知れません。

しかし、コレ、25歳の時に悲劇の飛行機事故で還らぬ人となったオーティスの遺作(最後の公式なスタジオ・アルバム)という、歴史的に重要な作品であるだけでなく、60年代ソウルの「男女デュオもの」としては、おない年にリリースされたマーヴィン・ゲイとタミー・テレルの「ユア・オール・イ・ニード」と比較しても弾けを取らない素晴らしいクオリティを誇る名作でありますので、アタシは断然推しまする。

この時オーティス25歳、カーラ・トーマスは24歳。

「キング&クイーン」というよりは「プリンス&プリンセス」といった年齢でありましょうが、堂々たる唄いっぷりと、熟練の深みすら感じさせる貫禄十分の2人の歌唱を聴けば、そのタイトルもなるほど納得。

のっけから得意のタテノリで「ガッタガッタ!」とたたみかけるオーティスに負けないパンチ力と優美さも兼ね備えたカーラとの掛け合いは絶好調。

件の「トランプ」も、フルスン御大の演奏とはまた違った、若々しいカップルの掛け合いのようで実にほほえましくもグルーヴィーな歌唱でお見事。

もちろんイケイケなナンバーだけじゃなくてバラードもイイですね。

特にDEと続くカーラのしなやかな歌唱に被さるオーティスの優しい声が、その後のオーティスの最期を知っている身としては、何だかジワッときて思わず涙腺もうるんでしまいます。

アタシはミーハー心で「トランプが聴ける、うひゃ♪」と思って買ったんですけど「ノリノリ〜ミディアム〜バラード」どの曲もじっくり聴かせるし、アルバム全体の完成度も、コレはかなり高いんじゃないかと思います。

特にカーラ・トーマスがこんなに素晴らしいシンガーだった(親父さんはメンフィス・ソウルの親分
ルーファス・トーマス)ということを教えてくれたアルバムとして個人的にものすごーく思い入れが深い一枚です。

あと、スティーヴ・クロッパー、アル・ジャクソンはやはりサザン・ソウル・サウンドのキーマンですよね。手堅くグルーヴする堅実なバッキングは相変わらずイイ仕事しておりまして実に素晴らしい♪

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"When Something Is Wrong With My Baby" ...Otis Redding and Carla Thomas
(この2人による最高のバラード。デュエットかくあるべし!)

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posted by サウンズパル at 16:57| Comment(0) | ソウル、ファンク、R&B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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