2014年12月21日

ルースターズ THE ROOSTERS

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ルースターズ THE ROOSTERS
(日本コロムビア)

【収録曲】
1.テキーラ
2.恋をしようよ
3.カモン・エヴリバディー
4.モナ(アイ・ニード・ユー・ベイビー)
5.フール・フォー・ユー
6.ハリー・アップ
7.イン・アンド・アウト
8.ドゥー・ザ・ブギ
9.新型セドリック
10.どうしようもない恋の唄
11.気をつけろ
12.ロージー


1979年の北九州で、大江慎也(Vo)花田裕之(g)井上富雄(b)池畑潤二(ds)の4人で結成された「ザ・ルースターズ」(バンド名はハウリン・ウルフの「ザ・レッド・ルースター」に因む)の、記念すべきデビュー・アルバムであり、日本のロック史上に燦然と輝くロックンロールの金字塔であります。

初めて聴いた時の興奮は忘れられません。

アタシが中学生だった当時(1988年)に、知り合いの家でちょこっと聴かせてもらった時「すっげえバンドが出てきたね!」と言ったら「え?何言ってんの?コレ、8年前のアルバムだよ」と、言われて「えぇ!?1980年でこの生々しさと何か新しくてトンガった感じはフツーじゃない!(当時はこんなボキャブラリーなんかありゃせんですよ・笑)」と、驚きたまげて自分の中の「日本のカッコいいパンク・バンド」リストに、勝手に殿堂入りさせた思い出が、まざまざと蘇ってきます。

まぁそんな与太はさておき、シングル「ロージー/恋をしようよ」でデビュー。当時50'sの街として、良質なロックンロールを次々と生み出していた、博多「めんたいロック」の超新星として、ローカルから一躍全国区のバンドになったルースターズ。

サウンドは荒々しく、ガリガリにトンガッた花田のギター、それをブレのない見事なコンビネーションで支える井上&池畑のリズム・セクション、そして”やぶれかぶれのカリスマ”大江の、キケンな香り満載のヴォーカルが生み出す独自の世界観。

この当時はエディ・コクラン、ボ・ディドリーのカヴァーや、ジョン・リー・フッカー・スタイルのブギーを基調とした楽曲など、恐らく彼らが多大な影響を受けたアメリカのロッカーやブルースマン達そして、ストーンズやザ・フーなどのブリティッシュ・ロックのサウンドが演奏の下敷きになってはいますが、「ヤリたいだけ!」「何でもオマエの意のまま」と、ヤケクソな言葉をありのまま吐き棄てるかのような、大江慎也の歌詞、キケンな香りのするヒリヒリとした緊張感が漂うサウンドに、「タダのゴキゲンなロックンロール・バンド」じゃない、ルースターズ独特の切実さや”アブナい感じ”が、アルバム全編に渡って余すところなく漂っていて、興奮すると共に、どこか「ゾクッ」とするわけです。






The Roosters-Rosie
(勢い、サウンドの強靭さもさることながら、このヒリヒリした緊張感がたまんね・・・)

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BASEショップもありますよ(ここでしか買えない商品アリ)http://soundspal.thebase.in/

『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』
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posted by サウンズパル at 16:54| Comment(0) | 日本のロック・ポップス・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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