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2014年12月31日

ロバート・ジュニア・ロックウッド ステディ・ローリン・マン

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ロバート・ジュニア・ロックウッド ステディ・ローリン・マン

(Delmark/Pヴァイン)

【収録曲】
1.Take A Walk With Me
2.Steady Rollin' Man
3.Western Horizon
4.Steady Groove
5.Mean Red Spider
6.Lockwood's Boogie
7.Rambling On My Mind
8.Blues And Trouble
9.Worst Old Feeling
10.Kind-Hearted Woman
11.Can't Stand The Pain
12.Tanya
13.Worst Old Feeling (alternate take)
14.Lockwood's Boogie(alternate-take)

2006年11月に、91歳の大往生を遂げるまで、文字通り”ブルースの生き証人”としてシーンの最前線で活躍してきたロバート・ジュニア・ロックウッド。ブルースファンにはおなじみの伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンを義理の父に持ち、直にブルース・ギターの手ほどきを受けた数少ない人物であるということはもとより、南部で絶大な人気を誇ったブルースラジオ「キング・ビスケット・タイム」で不動の人気を誇り、更にシカゴに移住して後の1950年代には、スタジオ・ミュージシャンとして数々の大物のバックで、黄金のシカゴ・ブルース・サウンドを作り上げた陰のキーマンとして、戦後ブルースを語る上では絶対にハズせない数々の功績を残す偉大なブルースマンであります。

南部直送のロウダウンなブルース・フィーリングに、独自のセンスで見事な洗練を加え、演奏面、アレンジ面両方で「聴かせるブルース」に仕上げるロックウッドのカッコ良さは、単純に「唄が上手い」とか「ギターが凄い」とかいった表面的なものではなく、聴いているうちにブルースが全身にジワ〜っと染みてくるような、とにかく深く、上質な味わいなのです。

この「ステディ・ローリン・マン」は、60年代半ばから引退状態だったロックウッドが復帰して録音した1972年のアルバム。そして、ずっと裏方として「支え役」に徹していたロックウッドが「ようやく出したソロ・アルバム」ということで、色んな意味でエポック・メイキングな作品なのです。

バックを固めるのはロックウッドとは「あうんの呼吸」が通じる、ジ・エイシズの面々。いわばチェス・レコードで「黄金期のチェス・サウンド」を共に創り上げ、モダン・ブルース・サウンドの渋みと深みを極め尽くした職人たちの魂の結晶ともいえるアンサンブルの持ち味は、このメンツでしか出せません。とりわけジャジーなヒップさが聴けるインスト・ナンバーでも「ビシッ!バシッ!」とキマるフレーズのカッコ良さには興奮します。

自分はひたすらサイドギターに徹して、ソロのほとんどを全てルイス・マイヤーズに任せるロックウッドの男気にも惚れますね。男気、大事です。




Robert Lockwood Jr.
(コレは多分晩年のライヴですね、ジャジーなギターかっこいい♪)

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posted by サウンズパル at 13:44| Comment(0) | ブルース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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