
ビッグ・ジョン・パットン Got A Good Thing Goin
(BLUENOTE)
【パーソネル】
ビッグ・ジョン・パットン(org)
グラント・グリーン(g)
ヒュー・ウォーカー(ds)
リチャード・ランドラム(conga)
【収録曲】
1.Yodel
2.Soul Woman
3.Ain't That Peculiar
4.Shake
5.Amanda
オルガン・ジャズやソウル・ジャズ、ジャズ・ファンクといった、カジュアルでやさぐれで、ブラック魂濃厚なジャズが、何故か当店で大人気なのです。
しかもコッテコテの雑食な音楽ファンの皆さんが、実際に聴いて「こりゃあゴキゲンだ♪」と、何の先入観もナシで聴いてくれるってのが嬉しいですね。
さてさて、今回勢いで仕入れてしまいましたオルガン奏者、ビッグ・ジョン・パットンのこのアルバムは、知る人ぞ知る”特濃”盤。もう遠慮ナシ、容赦ナシに黒い!!!!
ある意味コッチ系の作品の中でも、特にコッチ寄りのメーターが振り切れた感のある国宝、否、【黒宝】です。
何せフロントが、オルガンで”ファン鬼ー”まくりのビッグ・ジョンに、ペンタトニック一発でシツコいフレーズ弾かせたら、どこまでも粘っこいフレーズを、もぉイヤラシイぐらいに繰り返す”骨の髄からブルース野郎”なギタリストでありますところのグラント・グリーン。
ブレーキなんてハナッから付いてない2人ですから、その濃さと、シツコさとオーイェ〜ぶりは推して知るべしであります・・・・(汗)。
今回のオススメ盤に関しては”ちょっとジャズでも・・・”という方には敢えてオススメしません。
ジャズというか、ブラック・ミュージックのドス黒くうねりまくる、音とグルーヴの真髄を知りたい方。
まずはもぉどんだけ濃いか、どんだけファンキーでやさぐれか・・・。
とにかく一度お聴きくださいな。
ちなみにBはマーヴィン・ゲイ、Cはサム・クックのカヴァーですじゃ。
Big John Patton - Ain't that Peculiar
(ご存知マーヴィン・ゲイのメロウ・ソウル。グリーンのギターがべしゃり過ぎずで実に良いです♪)
『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』
サウンズパル店主高良俊礼の個人ブログ
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BASEショップもありますよ(ここでしか買えない商品アリ)http://soundspal.thebase.in/