2015年08月20日

ストレイ・キャッツ Live At Rockpalast 1981 & 1983(DVD)

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ストレイ・キャッツ Live At Rockpalast 1981 & 1983(DVD)
(ヤマハミュージックアンドビジュアルズ)


うぉい!

うぉいうぉいうぉい!!!!


ですよ、これホント。


いやもう、何で今頃ストレイ・キャッツのこんな凄いライヴ映像が発掘されてDVD化されてんのかと。

おいおいおい、そんな話俺は聞いてねーぞと。

あのですね、このですね、ストレイ・キャッツの「ライヴ・アット・ロックパラスト 1981&1983」というのはですね、その昔「ストレイ・キャッツがデビューしたての頃にドイツで演ったすげーライヴのビデオがどっかにあるらしー」と、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと伝説として語られていたアレなんですよ。

そりゃあ今ドキはyoutubeなる便利なもんが出来て、色んなバンドやアーティストの貴重な映像がタダで観れるよーになってはおって「未発表映像」の価値もひと昔前に比べれば半分以下ぐらいに落ちてしまってはおるでしょう。

でもね「ストレイ・キャッツのロックパラスト」ナメたらいかんです。

「パンクなオレらのロカビリー聴きやがれ!踊りやがれテメーらっ!!」

と、ギラギラしてサイコーにトンガッてた頃のブライアン・セッツァー先輩、リー・ロッカー先輩、スリム・ジム・ファントム先輩のトリオによる、ギンッギンのサウンドが、アメリカから遠く離れたドイツで大炸裂した、言えばまぁ「歴史が変わった瞬間」をリアルに収録したDVDですよ、ぶっちゃけyoutubeにちょこっとアップされとったりもするんですが、いやいやいや、画質も音質も徹底的にマスタリングされて、凄まじく生々しくなったDVDの質に比べれば、あんなもんではストレイ・キャッツのホントーの凄さは100分の1しか世間に伝わりませんてば(その動画映像観ただけでももう感激して鳥肌立ったんですが、DVDで観たら鼻水モノでした、いや、マジで)、ナメとったらいかんです。ホンッと凄いライヴですこれほんと・・・。







【収録曲】
(1981)
1.スウィート・ラヴ
2.ダブル・トーキン・ベイビー
3.ランブル・イン・ブライトン
4.ワン・ディザイア
5.ユバンギ・ストンプ
6.ドリンク・ザット・ボトル・ダウン
7.嵐の中の大使館
8.気取りやキャット
9.悩殺ストッキング
10.インポータント・ワーズ
11.ロック・タウンは恋の街
12.涙のラナウェイ・ボーイ
13.サムシング・エルス
14.ゴナ・ボール
(1983)
15.ベイビー・ブルー・アイズ
16.ダブル・トーキン・ベイビー
17.ランブル・イン・ブライトン
18.ドリンク・ザット・ボトル・ダウン
19.サムシング・ロング・ウィズ・マイ・レイディオ
20.ビルト・フォー・スピード
21.憧れのブラックキャデラック
22.涙のラナウェイ・ボーイ
23.思い出サマーナイト
24.あの子のタウン
25.気取りやキャット
26.Sexy 17
27.フォギー・マウンテン・ブレイクダウン
28.ザ・レイス・イズ・オン
29.ティアー・イット・アップ
30.オー・ボーイ
31.ロック・タウンは恋の街


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興奮し過ぎて、肝心の中身について全然書いてませんでしたが、このライヴはいずれもドイツで開催されたコンサートのアツいステージを収録したものです。

ドイツって、クラシックとかテクノとかのイメージありそうでアレなんですが、今も気合いの入ったパンクスとかサイコビリーバンドとか、インディーズで結構アツい国で、音楽的には色々とヤバい感性持ってる人、多いとこなんですよね。

別にジャンルとか関係ナシで「良いライヴ」って、もちろんステージに立つ側のパフォーマンスが凄いとか、そういうのもあるんでしょうが、そこに集まってるオーディエンスが、その時目の前で鳴っている”音”(ステージ上でのアクションやちょっとした表情も全部含めて”音”っつーことで)に対して、どんだけ夢中になって、本気のレスポンスで応えてるかってのが凄く大事だなって思うんです。

そこへくるとドイツのオーディエンスのレスポンスは本当に凄い、素晴らしい。

1981年って言えば、ストレイ・キャッツがファースト・アルバム「涙のラナウェイボーイ」とセカンドの「ごーいんDOWN TOWN」リリースした年でしょう。

前にも言ったよーに、ストレイ・キャッツはアメリカより先にヨーロッパでブレイクしたバンドです。

つまりアメリカ人にとっては懐メロぐらいでしかなかったロカビリーが、ヨーロッパの若者たちにとっては凄く新鮮でカッコ良くて、憧れのスタイルであった。でも、その当時のヨーロッパのリスナーは「生のロカビリー」を観た事はあんまりなかった。

つまりドイツの人にとってはストレイ・キャッツ「とりあえず知ってるけど観るの初めて」ぐらいのもんだったんです。

自分達のサウンドを、どんだけ聴いてくれるか分からない、遠い国のオーディエンスに向けた演奏。コレ、ストレイ・キャッツにしてみれば気合い入って当然なんですけど、それが全然空回りしてなくて、こんだけ凄まじい”良い出来”になってるのは、やっぱりオーディエンスの反応が、それぐらいアツくて、ほんっとに”真剣”だったからだと思うんです。「ロック・タウンは恋の街」での大コール&レスポンスとか、ホントに鼻水出るぐらい感動しますってば!

後半の「1983」は、ローレライでの野外ロックフェス。

コレはU2とかストラングラーズとかスティーヴ・ミラーとかジョー・コッカーとか、ロックの一流どころが大終結したイベントだったんですけど、この時期のストレイ・キャッツはバンド活動休止前の、ちょっと尋常じゃない緊張感に溢れたステージを展開してくれちゃってます。

選曲はファーストから「セクシー・アンド・セブンティーン」までのベスト的セレクトで、こりゃもう鼻水通り越して鼻血モノなんですが、コレも今まで出回っていた海賊盤みたいな動画と比べるのは失礼なぐらい音も映像もイイ!です。


「ストレイ・キャッツは見た目から入っても全然OKなパンクなんだよねー」

とは、かつて私の尊敬する音楽兄貴が言った名言ですが、ホントにまだ聴いたことない人「ネオロカ?何それ」な人こそ、もうストレイ・キャッツの3人がどんだけカッコ良くて、今でも全然セクシーで、ダサ要素皆無で、最高にクールな”ロックンロール3ピース”の究極だと、観て知って欲しいし、「ストレイキャッツ?昔そーいえば聴いていたなー」っていうそこのお兄さんにこそ、「いや、今でも好き。アツい」と実感して欲しいと、アタシは切に願います。

いや、ほんと、こんな凄い映像、しかも2本立てで出てるなんて、アタシゃ知らなかったよー!!


『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』

サウンズパル店主高良俊礼の個人ブログ
http://ameblo.jp/soundspal/

BASEショップもありますよ(ここでしか買えない商品アリ)http://soundspal.thebase.in/
posted by サウンズパル at 19:11| Comment(0) | ブライアン・セッツァー先輩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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