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2016年08月17日

ライトニン・ホプキンス ライトニン&ザ・ブルース コンプリート・ヘラルド・シングルズ

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ライトニン・ホプキンス/ライトニン&ザ・ブルース コンプリート・ヘラルド・シングルズ

(Herald/Pヴァイン)

夏が嫌いなくせに、夏になると暑苦しくてどうしようもなく濃い音楽が聴きたくなります。

困ったものです、えぇ、困ったもので、自分でもこの性分は何とかせにゃならんと思っております(棒読み)。

しかしアタシの大好きなジャズやブルースやロックやソウルなどの暑苦しいおっちゃん達はこう言うのです

「夏?しゃらくせぇ、ゴキゲンだぜ!」

と。


えー、ちなみにここんとこアタシの営業車のカーステの中からそのようにおっしゃっているのは、ライトニン・ホプキンスさんです。


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真夏でもビシッとジャケットでキメて、胸元ガーっと開けて帽子を思いっきり斜めに被る王道の不良ファッションに騙されてはいけません。このヒトのやっておる音楽(ブルース)は、そのダーティーな見た目以上にダーティ極まりないものであります。

そうそう、アタシはよく「ブルース聴きたいんだけど、何聴けばいい?」という問いを、ありがたいことによく頂きますが、そん時は迷わずライトニン聴いてもらいます。

好き嫌いはさておいて、ほとんどの人が「これはブルースだね、見事にブルースだ」と、とりあえずは納得してくれるところを見ると、やはりライトニン・ホプキンスという人は「ブルース」なのでしょう。

どの時代のどのアルバムを聴いても「くー、たまらんねこれ」と、アタシも理屈を超えてなってしまいます。

あえて陳腐をぶっこきますが、ブルースというのはスタイルとか理屈とかじゃないんですね。毎度おんなじよーな曲をやっていようがチューニングがズレてよーが、かっこいいブルースマンにかかってしまえば、そういうのも全部含めてだからライトニン・ホプキンスは「ブルース」だと思います。


ささ、みなさんライトニン・ホプキンスを聴きましょう♪





【収録曲】
1.Nothin’ But The Blues
2.Don’t Think Cause You’re Pretty (Blues Is A Mighty Bad Feelin’)
3.Lightnin’s Boogie (Boogie Woogie Dance)
4.Life I Used To Live (Gonna Change My Ways)
5.Sick Feelin’ Blues (I’m Achin’)
6.Evil Hearted Woman
7.Blues For My Cookie
8.Sittin’ Down Thinkin’
9.My Baby’s Gone
10.Lonesome In Your Home
11.Lightnin’s Special (Flash Lightnin’)
12.My Little Kewpie Doll (Bad Boogie)
13.I Love You Baby
14.Shine On Moon
15.Had A Gal Called Sal
16.Hopkins’ Sky Hop
17.Lightnin’ Don’t Feel Well (I Wonder What Is Wrong With Me)
18.Finally Met My Baby
19.That’s Alright Baby
20.Don’t Need No Job
21.They Wonder Who I Am
22.Remember Me
23.Grandma’s Boogie (Lightnin’s Stomp)
24.Please Don’t Go Bab
25.Early Mornin’ Boogie (Hear Me Talkin’)
26.Moving On Out Boogie (Let’s Move)


てなわけで本日のオススメは、1952年に「ヘラルド」という小さなレーベルに残した録音のすべてが収録されている「ライトニン&ザ・ブルース」です。

「ヘラルドのライトニン」といえば、ファンの間ではダーティー・ライトニンの極致といわれておるもので、えぇ、全編エレキギターをギャンギャンにかき鳴らして、ベースとドラムだけをバックに、エゲツない音で最高にィやっさぐれたブルースをやっておる音源なんですよ。

まー、暑い夏に聴くとコレ、かなりいい感じにギトギトきます。

このテのブツの解説をする時は、アタシゃ毎回言いますが、1952年、エフェクターもないし、アンプのツマミにゲインなんぞ付いてない時代です。

そんな時代に何をどうやってるのかわからない、どうせアタマがオカシイだけなんだろうけど、エレキギターの音がワシャワシャ歪んでるんですよ。

後半になってから出てくるノリノリのブギーはもちろんなんですが、のっけからのヘヴィネス全開なスロー・ブルースのギターソロで「もうなんじゃこりゃ!」てぐらいのトーンがギンギン鳴り響くんです、もう曲がどうとか時代がとか一切関係ナシで、「これはパンク(=ブルース)!」と、興奮せざるを得ない、うん、得ませんな。



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『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』

サウンズパル店主高良俊礼の個人ブログ
http://ameblo.jp/soundspal/

BASEショップもありますよ(ここでしか買えない商品アリ)http://soundspal.thebase.in/
posted by サウンズパル at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ブルース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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