ディープなコラム こちらにも書いてます♪

2017年02月16日

アメリカ”最強”のロック

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ハタチ前後の若い人達の間で、今90年代のロックがアツいみたいなんですよね。

詳しく訊くと

「何か、個性丸出しのバンドが多くて、サウンドもすげぇバンドの色が出てから」

「ロックが本当にアツかった時代の音楽。全然古く感じない」

んだとか。

いや素晴らしい!

そっかぁ、90年代リアルタイムだったアタシらは、ただもう夢中で好きなバンドの新譜を追っかけたり、次はどのバンドがクるとか、とにかくそんなだったから、ちゃんと冷静に聴けてなかったかもなぁ・・・とかちょっと思っちゃったり(汗)

そういえば、その時リアルタイムで読みまくっていたUSオルタナティブやインディーロックのガイドブック「アメリカ"最強"のロック」を、そんな話を聞いて再び棚から引っ張り出して読んでいたのでした。

あのね、この本はそれこそ「90年代のロックおもしれー!」と思ってる若い世代の人に強くオススメします。

ニルヴァーナ、ソニック・ユース、ダイナソーJr.、バッドホール・サーファーズ、メタリカ、ピクシーズなど、代表的なバンドの分かりやすい紹介に、群雄割拠だったインディーズレーベルも名盤ズラリのディスクガイドもかなりのボリュームで網羅してあります。



とっくの昔に絶版になった本だからプレミアかと思えばまだ↓の良心価格(注・2017年現在)


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2016年12月18日

ブルース&ソウル・レコーズ 2017年2月号!!

ローリング・ストーンズの全曲気合いの入ったブルース・カヴァー「ブルー&ロンサム」が、大人気で大変なことになっております。

ウチみたいに店舗を持たない地下CD屋ですら、国内盤と輸入盤とアナログLPの予約や注文が次々入ってくるんですよ。これは凄いことですよね。お客さんからは「いやぁ、アンタんとこのブログでブルースのことも書いてるの読んで、ストーンズ欲しくなったんだよ〜♪」と、嬉しい言葉も頂きます。はい、本当にありがとうございます。

アタシも個人的に「ブルー&ロンサム」は愛聴盤です。仕事(正業)が車でもってあちこち行く仕事なので、仕事車のカーステに放り込んで、一日中ゴキゲンで聴いたりしています。

いや、このアルバム本当に素晴らしいですよね、ストーンズが若い頃聴いて夢中になったブルース、そのブルースの本質である”ヤバい空気”これがそのまんま回顧や情緒に流されることなく、ギラギラにトンガったサウンドに乗って、今の時代の音楽に慣れた耳にも刺激と興奮を「てめぇこのやろう!」と流し込んでくれる。このガチンコのサウンドには、今もって「やべー!かっこいー!!」以外の言葉が上手く出てこない、というのが正直なところです。

さてさて、このところそんな感じでリアルでもネットでも、会話する人とは「ストーンズいいよね」「ブルー&ロンサムほんとやべぇ」という話で飽きもせず盛り上がっているところに、我が国が誇る唯一のブルースとソウルの雑誌様『ブルース&ソウル・レコーズ』が、イカした特集を最新号でぶっこんできました。

『ザ・ローリング・ストーンズ ブルー&ロンサムを聴く!』

これは当然です、我らがブルース&ソウルレコーズなら、ストーンズのこの素晴らしいブルース・アルバムについて書かない訳はないでしょうし、ここでカヴァーされたブルースの原曲や、演奏しているブルースマン達のことをひとつひとつ丁寧に掘り下げて、最強のロックンロール・バンド、ローリング・ストーンズとブルースの深い関わりについての、滅茶苦茶気合いの入った記事を書くだろうと・・・。

どれどれ、内容をおさらいしておくか・・・。




ど!

どぉぉぉぉぉぉ!!!!





何ですと!?

付録CDに「ブルー&ロンサム」で採り上げられた曲の原曲を、しかもアルバム収録順に全曲入れてます。


ですとぉ!?

いや、前々から粋なことをしてくださる雑誌様でしたが、今回は粋過ぎるでしょ、買わなきゃ・・・。






ブルース入門編 〜初心者のための優しいブルース講座〜



『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』

サウンズパル店主高良俊礼の個人ブログ
http://ameblo.jp/soundspal/
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2016年10月03日

ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門


はぁい、皆さん、ジャズ聴いてますか〜?

と、いきなり変なノリですいませんねぇ。「ここのところ新しい切り口の楽しい音楽本出ないなぁ・・・」と思ってたら、アタシのお友達の高野雲さんが、水面下で何か楽しそうなことを企画しているようですぞ♪

何と「ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門」という本を出すというんですね。

これまでジャズ本といえば

・ジャズ入門

とか

・初心者のためのジャズ

とかいう切り口の本がほとんどでしたが、更にその焦点を絞って

「ビジネスマンのためのジャズ」

と。

しかも間に(こっそり)を挟んでるところがいいですな。

「そろそろ定年とか、部下を率いる年齢になって、”大人だ”と思われる趣味を持ちたいそこのビジネスマンのお父さんどうですか?」

と、ザックリ言えばこういうことだと思います。

更に話を聞くと

「巨人と呼ばれるジャズマンの、誰もが知ってる名盤と、日本のビジネスマンの世界を重ねてみたりなんかして・・・。」

つまりこんな感じ↓

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(アナゴ君感たっぷりのコルトレーンかわいい・・・)


ラズウェル細木さんの楽しいイラストと共に、初心者の皆さんに「うんうん、分かる」と思わせつつ、雲さんならではの楽しい切り口で、別にビジネスマンでなくとも楽しめる読み物になりそうです。





ご予約は受付中です ↓ ↓ ↓

posted by サウンズパル at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月20日

B.B.キング完全読本

今年亡くなったブルース界最大の大物B.B.キングの追悼企画として「ブルース&ソウル・レコーズ」がやってくれました。渾身の「B.B.キング本」を出してくれました(!!)

これはぜひ読んでください!!このブログの読者の皆さん、ブルース好きもそうでない人も「一人一冊」ですよ。



考えてみればB.B.キングという人は、余りにもビッグネーム過ぎて

「何か知らんがとにかく凄い人」

とは言われるものの

「では何がどうビッグでグレイトなのか?」

という問いには

「ブルースを、その・・・モダン化した人だろ?」

「チョーキングがカッコイイんだよねー、顔で弾いてんのさ」

「ロックの人らがみんなリスペクトしてるから・・・」

と、アタシ自身も、何やら抽象的なたとえを出しながら

「いや、そうじゃないんだ。実際B.B.のアルバム聴いたら、もう本当にすげぇんだよ。あぁ、この凄さ、うまく伝えることできない。もどかしいぃ・・・」

とずっと思ってたんですが、本書はそんなアタシの「もどかしさ」を全部気持ちよくすっ飛ばしてくれます。

内容は、まずB.B.キングの、その長く濃密だったブルース人生(ミシシッピの農場で貧しい小作農として働きながら「いつかこんな生活とはおさらばするんだ」と、ブルースの道に走り、奇跡の大成功を収め、そこからいろんな紆余曲折を経て、”ブルース界の大御所”としてだけでなく”全世界にブルースのカッコ良さを広めた本当の巨人”として皆に愛されるまで)を、要所要所を的確に押さえた無駄のない文章で書かれております。

その膨大なディスコグラフィーも、彼の音楽的ないくつかの”転換期”を踏まえた上で重要な作品を的確に押さえ(これは本当にありがたい、これからB.B.聴いてみようという人は絶対参考になりますよー!!)、かつピーター・バラカン、永井”ホトケ”隆、妹尾みえ、吾妻光良、小出斉、日暮泰文、鈴木啓志ら「もう日本でブルースを語るにはこの人たちを置いて他にない!」ぐらいの錚々たる面々が、B.B.が唄い、そして弾く”ブルースの魅力”、楽曲の解説、そして貴重極まりないインタビュー記事もふんだんに交えて「ブルースマン/ミュージシャン/アーティスト、そして”人間B.B.キング”の素晴らしさを、愛情溢れる素晴らしい文章で、目一杯語って書いてくれております。

個人的に日暮泰文さんの「B.B.とブルースを聴いた日」(1971年初来日時のインタビュー)がとってもよかったなぁ・・・。日暮さんが文字通りB.B.の楽屋にB.B.が恐らく大好きであろうブルースの曲をたくさん録音したカセットを持ち込んで、ブラインドテスト形式で聴いてもらうっていう企画なんだけど、少年のように目をキラキラさせながら「T・ボーン・ウォーカーだ。ザ・マスター!!(師匠という意味)」とか「(エルモア・ジェイムスについて)彼はギターで感じたままの音を出せるんだ」と、かかる曲を演奏しているブルースマンを全部正直な言葉で讃えてるんですよね。

で、自分が持ってない曲や知らない曲だと日暮さんに素直に「これは欲しい、後でカセットに入れてくれませんか?」と、もうカワイイ、B.B.素敵・・・(^^)

B.B.キングという人はとってもキュートで誠実な人柄が愛されてもいた。

と、話で聞いたことがありますが、この本を読んで、強い確信を得ることが出来ました。

「B.B.は好きなアーティストのことを素直に絶賛するけれども、人を貶めることは絶対に言わなかった」

これに尽きますよね。


このブログは常々

「音楽はすばらしい」

ということを発信していきたいなと思って書いておりますが、それは突き詰めると

「人間の美しさ」

だと思うんです。

生身の人間が、その喜怒哀楽を表現するから音楽は美しい。


B.B.キングはもちろん自分自身が「ブルースマンである」ということをとても強く意識していて「ブルースを一人でも多くの人に聴いてもらおう」と、その人生を捧げた人でありますが、ジャンルなんてカンケーありません。B.B.のその心意気こそカッコイイんです。

「音楽」という言葉にちょっとでも好意を感じる人ならば、この本で書かれているB.B.の言葉、その美しい人間愛、きっと伝わると思います。


−ブルースをやっている黒人は2倍黒人で、ブルースを歌う白人ならもう黒人なんだ。B.B.キング

R.I.P.


いいですか、これは「一人一冊」ですよ。





『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』

サウンズパル店主高良俊礼の個人ブログ
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BASEショップもありますよ(ここでしか買えない商品アリ)http://soundspal.thebase.in/
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2015年03月17日

俺と悪魔のブルーズ





『俺と悪魔のブルーズ』(1)〜(4)平本アキラ著


伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンをモデルにした漫画があったなんて(!)コレを読んだ時は衝撃を受けました。

主人公は”RJ”は、アメリカ南部ミシシッピに住む青年。

ブルースマン(サン・ハウス)に憧れ、彼らの前で演奏するも「ヘタクソ」と馬鹿にされる。そしてスーツ姿の”悪魔”と出会い。。。

ロバート・ジョンソンの人生と”伝説”、そしてフィクション(実在のギャング、クライド・バーロウとの出会いと旅)とが絶妙に絡み合いながら読む人をグイグイ引き込みます(リンチの話とかホント生々しい。でも、実際こんなだったんだろうな・・・)。

残念ながら連載が事実上打ち切りとなったため、4巻までしか出ていませんが、それでも読む価値アリの名作です。

コレできっかけでブルースの魔力に取り憑かれる魅力に目覚める若者も、結構多いんですよ♪

てなわけで


『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』

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