2014年12月27日

ブルース&ソウル・レコーズ 2015年 02月号

で、昨晩のイベントで、私のお友達であり、私にとって「50'sアメリカン・ミュージックやカントリー、昭和歌謡先生」でありますSUちゃんと、お話しとったんですが、

「そういえば俊礼、今月のブルース&ソウル・レコーズの特集がレッドベリーなんだけど、知ってた?」

ぬおおぉぉぉぉ!!何ですと!?

て、思って、スマホ画面を見せてもらいました。



ぬぁああ、ほんとだ!

「ブルース&ソウル・レコーズ 2015年 02月号 特集レッドベリー」!!!

紹介分がイイですね〜。

「ビートルズ、ボブ・ディランからレッド・ツェッペリン、ライ・クーダー、そしてカート・コバーンまで、ルーツを尊ぶ者は彼にたどり着く」

ロックの源流としてのレッドベリー
主要レコーディング・ガイド
最強のソングスター一代記



ですち

ふふ

ふふふふ

レッドベリー研究家のアタシとしては、こらもう「買い」じゃないですか。

そうでなくても

「アメリカン・ルーツ・ミュージック」にちょっとでも興味のある方、そう、そこのアナタ!

こらぁ買いですよ、買い♪


教えてくれたSUちゃんありがとー!




↓関連記事
ベスト・オブ・レッドベリー


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2014年12月05日

現代歌人文庫 福島泰樹歌集

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19歳から23歳までの4年間、私は東京都国立市に住んでいました。

駅前のレコード屋でアルバイト店員をして、帰りが大体9時半頃。

駅前には深夜まで営業している古本屋がありまして、私の帰宅コースは「職場→古本屋→ストアーやまと」だったんですね。

とにかく知識に飢えてたので、昼間にレコード屋でたくさんの知識を仕入れて、夜に古本屋でさらに知識を裏付ける資料を貪るように求めてました。

例えばソニー・ロリンズがインド哲学の本に傾倒していると知ればインド哲学の本を探し、J.A.シーザーのレコードから寺山修司という存在を知り、阿部薫の批評の中にセリーヌやジャック・デリダ、ロートレアモンという見慣れない言葉が出て来たらそれを探し、高柳昌行が吉増剛三と共演した「死人(しびと)」という幻のレコード(後にCD化された)の事を知れば吉増剛三の詩集を求め、灰野敬二がアントナン・アルトーの影響で杖を持ってると聞けばアルトーの本も探しました。

軸足は時としてレコードから書物の方に移り、ブルトン、ハイデッカー、萩原朔太郎、吉岡実、ジャクソン・ボロック、バロウズ、ケルアック、ギンズバーグ、リロイ・ジョーンズ、ホルヘ=ルイス・ボルヘス、キュルケゴール、ゴヤ、中上健二、ピエール・ナヴィル、ジャコメッティ、グノーシス主義…。

とにかく「これは俺の糧になる!なりそう!」と思った書物は、とにかくまず買いまくりました。

もちろん貧乏暮らしでカネがない(今もですが…)ので、狙った本が安くなるのを待ったり、店先の安売りワゴンをとにかく堀りまくったり、色々とやってました。

90年代の中央線沿線には、至るところにまだ「70年代的文化の名残り」があったと思う。

音楽も文学も美術も、ありがたいことに駅前とその周辺でまかなうことができましたね。


そして友川カズキを聴いて衝撃を受けた。友川が尊敬し、そのライヴでもゲスト出演してた歌人、福島泰樹の絶叫短歌に激しく心を撃たれました。

(私と短歌との出会いは個人ブログの→http://ameblo.jp/soundspal/theme7-10084049492.htmlを読んでください)


友川が中原中也の「坊や」に曲を付けて唄っているバックに「朗読」として参加していたのが福島泰樹です。

いや、思い返してみれば福島泰樹との出会いはもっと早くて、筋肉少女帯の「エリーゼのために」に収録されている「スラッシュ禅問答」にも参加していたんですが、その時は気付きませんでした。




とまれ福島泰樹の短歌です。

冬の荒野に放ちてやれば論潔し われの内なるバリケードより


流血はまぬがれぬゆえオルグ断つ ただわが〈覚悟〉のみ確認す


三月のさくら 四月の水仙も咲くなよ永遠(とわ)の越冬者たれ


流血に汚れしシャツを脱がんとも掌はひとくれの塩のごとしよ


「現代歌人文庫 福島泰樹歌集」より


私はよく「撃たれる」という表現を、カッコイイ音楽や文章、絵や映像を観た時に使いますが、血を流すために、詩や音楽はあるんだと思います。

言い方を替えれば、パンクもメタルもジャズもブルースもファンクもクラシックもソウルもみーんな「魂の血」が吹いたり流れたり滴ったり、たぎったり凍ったりするもんだと思います。

素晴らしい音楽は、おしなべてレベル・ミュージックです、短歌もしかり文芸も絵画も映画も演劇もしかり。

戦って戦って、血が見えるものが真実人の”こころ”であるんだなーと、アタシは思っとります。


はい、心撃つものに、ちょこざいなジャンル分けなんぞは要りません。


「現代歌人文庫 福島泰樹歌集」は、私のたいせつなたいせつなバイブルのひとつです。



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福島泰樹短歌絶叫

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2014年11月30日

ロートレアモン マルドロールの歌


読者よ、この著作にとりかかったとき、ぼくが助けをもとめたのは、おそらく君も欲しがっている憎悪なのだ!君がその憎悪を、かぞえきれない悦楽にひたりながら、高慢でおおきく、うすっぺらな鼻の穴で、鱶のように腹を仰向けにして、美しく黒い大気のなか、その行為の重要さと、君にふさわしい食欲のすくなからぬ重要さとを、君がまるでわかっているかのように、その赤い放射性物質を、ゆっくりとおごそかに吸い込むんじゃないぞと、言っているのはだれだ? ぼくは君に約束する。その放射性物質は君のみぐるしい鼻の、ゆがんだ二つの穴を楽しませるにちがいないと。おお化け物よ、その楽しみのために、永遠なる神への呪われた信仰を、あらかじめ三千回たてつづけに、君は吸い込んでおけ! 君の鼻孔はえもいえぬ満足、びくともしないエクスタシーに際限なくひろがり、香水やお香のようにかおりたち、もうそれ以上のものなど、この世でほかに欲しいものなど、なにもいらなくなってしまうだろう。というのもそうすれば、ここちよい天空のすばらしさ、そして平和のなかに住む天使たちのように、君の鼻孔は完璧なしあわせにすっかり満たされてしまうからだ。

−「マルドロールの歌」第一の歌より−


「この世で最もパンクな詩集」と呼ばれているロートレアモン伯爵(これも偽名)の「マルドロールの歌」。

最初から最後まで、もー訳がわからん。この詩集が一体何を訴えてるのか?何を表現したかったのか?これら呪詛のような言葉たちは一体どこへ向かっているのか?

何回読んでもひとつもわからん(笑)

しかし

この本には「衝動」と呼ぶしかない凄まじいエネルギーが溢れております。


発売から150年近く経ちますが、言葉からほとばしるエネルギー(破壊力)は少しも衰えを見せておりません。

全世界のパンクス必読の書であります。



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2014年11月24日

シオンの議定書



明日からまた2日ほどちょいと出かけます。

お休みの間皆さんは読書でもしながらのんびりお待ちくださいね。

もう一般常識として、これからの世の中と付き合っていくため「六韜三略」と共に読んでおいてほしいのが「シオン長老の議定書」とか「シオン賢者の書」とか、まぁ色々と呼ばれてますが、いわゆる「シオン議定書」です。

私はユダヤ人陰謀説を信じません

フリーメーソンも知りません

けれども世の中には「支配する側」の人達がいて、その人達が世界を支配するための、コレはマニュアルだと思って読んでいます。

実際、世界この通りになってますからね。

あ、そうそう

ワンピース好きな人は、絶対に読んでなきゃダメよ。

コレ読まないと「世界政府」の意味とか

・・・・まぁいいか。

では行ってきます

チャオ♪




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2014年11月22日

光は新宿より

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高倉健「昭和残侠伝」に出てくる、健さん所属の老舗テキヤ「関東神津組」という名前を見て、もしかして「モデルとなったのは関東尾津組?」と思った方も結構いらっしゃるんじゃないかと思います。私もピンときました。

関東尾津組といえば、全日本飯島連合会飯島一家小倉二代目の尾津喜之助が結成したテキヤ組織で、戦後焼け野原となった新宿でいち早くマーケットを作り、闇市のヤミ価格で苦しむ多くの庶民を救った伝説の親分です。

「ヤクザ、暴力団」として、彼の功績は公に語られることはありませんが、東京都庁や歌舞伎町という世界有数の歓楽街を誇る今日の大都会新宿があるのも、尾津喜之助の功績と言っても過言ではありません。

この本は、尾津喜之助の娘、尾津豊子が喜之助のその波乱万丈の生涯を20年に渡って回想しながらまとめた一代記です。

戦前戦後に、商売人として非凡な才能を発揮して、大きな仕事成しつつ、香具師の親分として大勢の子分を従え、遂には飯島連合会の会長にまでなる喜之助ですが、その人生には常に「人としてどうあるべきか?」という深い苦悩や葛藤があったこと、稼業の筋と義理人情の間で苦しみ抜いた生涯だったこと、1人の親として、家族をどのように守るべきかを真剣に悩み、時として複雑な心境で決断をせざるを得なかった、実に人間らしい尾津喜之助という「1庶民」の姿が豊子氏の美しい日本語で美しく綴られております。

日本人として、喜之助の数々のエピソードは、これは読んで心の深いところに刻んで欲しいところでありますが、私は、自分自身芸術を愛する者として純粋に感動した豊子氏の言葉を最後に本書から引用します。


美しさを感じる時、それが絵画からであれ、音曲からであれ、また情趣からであれ、その真の美しさには、練りに練られ鍛えに鍛えられた厳しさというものが控え目にそっと寄り添っているようでございます。


音楽とは直接関係ない本かと思いますが、全ての芸術を愛する人にこそ本書を手に取って読んでいただきたいと思います。


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