2015年03月21日

ブライアン・セッツァーギター・スリンガー

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今日は祝日だったので配達がほとんどなかったので、会社で雑務をしながら腐っておったんですが、同僚Sちゃんが「俊礼さーん、○○小学校と○○○小学校配達して欲しいっち言ってるけど行くぅ〜(ニヤニヤ)」

はい、行きますよ、行きますともさ。

つうわけで、まぁたった二件の、短時間の配達だったわけですが、アタシん中じゃ「配達行ける=音楽聴ける」わけでして、今日はもう大好きでたまらんブライアン・セッツァー先輩オーケストラの「ギター・スリンガー」聴きながらノリッノリで行ってきましたー!

「渋いのに古臭くない」ブライアン・セッツァー先輩、素敵です。声もグレッチも色気の塊です♪


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2014年11月07日

ブライアン・セッツァー・オーケストラ ダーティ・ブギー

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ブライアン・セッツァー・オーケストラ ザ・ダーティ・ブギー
Interscope Records

【収録曲】
1.This Cat's on a Hot Tin Roof
2.Dirty Boogie
3.This Old House
4.Let's Live It Up
5.Sleepwalk
6.Jump Jive an' Wail
7.You're the Boss
8.Rock This Town
9.Since I Don't Have You
10.Switchblade 327
11.Nosey Joe
12.Hollywood Nocturne
13.As Long as I'm Singin'

いきなりですが、ブライアン・セッツァー先輩の何がカッコイイかって、そりゃアナタ、あのルックスとギターはもちろんですけど、ロカビリーとかブルースとか、ジャズとかソウル(R&B)とかカントリーとか、とにかく全てのアメリカン・ルーツ・ミュージックにものすごーいリスペクトの念をアツく持っていることですよ。

ストレイ・キャッツ当時から、ブライアン・セッツァー先輩がやりたかったこと、それは「ビッグ・バンド組んで、本格的なスイング・バンドとロックを融合させたアツい音楽を作りたい!」ということでした。

小さい頃からマーチングバンドに参加したりして、オールド・ジャズにも大変に愛着と造詣が深かったブライアン・セッツァー先輩は、周囲にずっとその夢を語ってたそうです。

しかし、大方の意見は「ビッグ・バンドなんて古臭いもの、いまさら誰が聴くんだよ」とか「タダでさえ懐古趣味なことやってるって誤解されてるのに、ジャズ?ジャンプ?バカも休み休み言えよ」という、否定的なものばかりでした。

しかし、ブライアン・セッツァー先輩は、そんなケチ臭い意見に折れるような男じゃありません。

1992年のある日、近所のホーン奏者達とセッションしてから、「ビッグバンド?いいね、やろうぜ」ということになり、「ブライアン・セッツァー・オーケストラ」を結成。

あ、すいません、アタシはこのバンドのことを「ブライアン・セッツァー先輩オーケストラ」と、呼んでまして、今後ブログでもそう表記しますんで、そこんとこヨロシク。

んで、1994年には全曲ゴッキゲンなジャズ・スタンダードで固めたファースト・アルバムをリリースするんですが、当時は空前のグランジ・ブームからメロコアの時代、売り上げは不振に終わります。

そん時やや意気消沈したブライアン・セッツァー先輩に、「おいおい、何てクールなことやってんだ。オレが力になるよ」と力を貸してくれたのが、何と、漢の中の漢、ジョー・ストラマー先輩でした。

すぐさまジョー・ストラマー先輩の楽曲もレパートリーに加え、プロデューサーにフィル・ラモーン(ラモーンズの人ではない)という大物を迎えて、よりロック色を強めたオーケストラ2作目の作品「ギター・スリンガー」を95年にリリースしますが、コレもセールス的にはあんまり伸びませんでした(内容サイコーなのに、ちくしょー!)。

でも、そんな逆境に負けず、ブライアン・セッツァー先輩は、じっくりと時間をかけて、コンセプトを練り直し、作曲とアルバムのイメージ作りに情熱を注ぎました。

3年間、悩みに悩み、色々と試行錯誤を繰り返しながら「ようやく自分が本当に表現したかったイメージが掴めてきた!」として、1998年にリリースしたのが本アルバム「ダーティ・ブギー」です。

ブライアン・セッツァー先輩がたどり着いた結論は「やっぱり時代に妥協しないで、自分が大好きなジャンピン・ジャイヴを思いっ切りやろう!んで、オレも遠慮せずに自分のスタイルでギター弾きまくって唄えばイイんだ。時代遅れと言われようが何だろうが、カッコイイ音楽を自分が信じてやりさえすれば、心ある音楽ファンは絶対に何かを感じてくれる!」と、ある意味開き直ったわけです。

満を持して発表されたブライアン・セッツァー先輩オーケストラの3作目は、ブ厚く泥臭い、まるで1950年代全盛期のジャンプ・バンドが現代に蘇ったかのような、タフで荒々しいスイングに、ブライアン・セッツァー先輩の、ギンギンにトンガった、ストレイ・キャッツ時代と何ら変わらないセクシーなグレッチの音でガンガン攻めるギター・プレイと、カッコ良く年齢を重ねた大人の色気ムンムンのヴォーカルとが絶妙にマッチして、迫力と奥行きと、初期衝動が溢れまくった傑作に仕上がっております。

ストレイ・キャッツ時代のヒット曲「Rock This Town」(「ロック・タウンは恋の街」)のメチャクチャスイングする再演ヴァージョンに、昔からのストレイ・キャッツ・ファンはもちろん大喜び、そして、ストレイ・キャッツを知らない若い世代のロッカーや音楽好き達にも「あの、ブライアン・セッツァーって人のビッグ・バンド、すっげぇ新鮮でカッコイイべ!」と、受け入れられ、アルバムは大ヒット。

何とこのテの作品では、異例の300万枚セールスを記録して、1999年のグラミー賞では、収録曲の「スリープウォーク」が<最優秀ポップ・インストゥルメンタル>、「ジャンプ・ジャイヴ・アン・ウェイル」が<最優秀ポップ・ヴォーカル・デュオ/グループ>の両部門をそれぞれ受賞する快挙を成し遂げたんですね〜。

内容については、クドクドとこれ以上書いてもしょーがないでしょう。

「イイものは時代やスタイルに関係なくカッコイイ」

ということを、ややダレきっていた90年代末の世界の音楽シーンに改めて知らしめた傑作名盤でありまして、スイングとか、ビッグバンドとか、少しでも興味のある人は、聴けば絶対衝撃を受ける作品です。

アタシの知り合いでも「コレでブライアン・セッツァーって人のヤバさがわかったっす!」「ビッグ・バンドってこんなにカッコ良かったんすね!」と、目覚めた人、何人かおります。

美学が絶対にブレない、ブライアン・セッツァー先輩、改めて惚れ直しました。カッコイイす!


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"Rock This Town" - Brian Setzer Orchestra in Japan
(こんなにもイカしたジャンピン・ジャイヴなのに、コレが全然古臭く聴こえないから素敵!)


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2014年10月23日

ストレイ・キャッツ 涙のラナウェイ・ボーイ

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ストレイ・キャッツ 涙のラナウェイ・ボーイ
(BMG)

1.涙のラナウェイ・ボーイ
2.悩殺ストッキング
3.ユバンギ・ストンプ
4.ジニー・ジニー・ジニー
5.嵐の中の大使館
6.ロック・タウンは恋の街
7.ランブル・イン・ブライトン
8.気取りやキャット
9.クロール・アップ・アンド・ダイ
10.ダブル・トーキン・ベイビー
11.マイ・ワン・ディザイアー
12.ワイルド・サクソフォン

ジョー・ストラマー先輩は、私に「男としてこうあるべき」「世の中とはこう戦うべき」という、美学のようなものを一番最初に教えてくれた”先輩”でしたが、もう一人の憧れの”先輩”でありますブライアン・セッツァー先輩は、もう完全にミーハーとして憧れさせてくれる、私にとってのファッションリーダーみたいな”先輩”であります。

奄美には不思議な「ロカビリー文化」というのがその昔ありまして、工業高校のワルい先輩達がテディ・ボーイズっていうバンドを代々受け継いで、それに中坊達は憧れるんですね。

でもみんな、バディ・ホリーとかチャック・ベリーとか、エディ・コクランとかエルヴィス・プレスリーとか、ちゃんとしたロカビリーや元祖R&Rをちゃんと聴いとらんのですよ(笑)

特に中坊の連中は「ジョニー・B・グッド」とか、「サマータイム・ブルース」とかの”オイシイ曲”だけを先輩んちで聴いたりなんかして、もう「ロカビリー通」になったつもりでおった。

ま、そういう「なんちゃって」でも、まぁカワイイもんじゃないですか。そういうきっかけでも「ロカビリー」っていう実はものすごく深いところに触れて楽しむ文化的な土壌ってもんがあったわけですから。

で、私なんですが、やはりCD屋の息子として、「いやいや、ちゃんと聴かんばいかんだろー」と思って、こっそり親父に「あの、工業のロカビリーやる先輩達は何を聴いてるの・・?」と尋ねたんですね。

そしたら親父

「そりゃもうストレイ・キャッツだ」

と。

そん時ちょうどストレイ・キャッツのCDは全部売り切れてて、カセットの棚にあった「レッツ・ゴー・ファスター」を買ってみたら、コレがもうエラいカッコ良くて、本当に「伸びる」まで聴いたですね〜。

その時深夜の音楽番組も必死で観てて、たまに洋楽が流れるんですけどね、その時初めて「動くストレイ・キャッツ」というものを観た。

そしたらカッコ良かったわけ(!)

ベースはそれまで見た事もないウッドベースだし、ドラムは立って叩いてるし、ギターも見たこともないヴァイオリンみたいな穴の空いたブ厚いギターじゃない。

で、何よりもブライアン・セッツァー先輩

フツー「ロックのヤツら」って、何かいかにもワルそーな鋭い目ェしてるじゃない。

でも、ブライアン・セッツァー先輩は、カワイイ垂れ目で童顔で、ゴツい不良じゃないわけさ。

ジャケットの写真では綺麗なブロンドの髪をカッコ良くリーゼントでキメてるんだけど、ライヴ映像ではそのリーゼントが乱れてて、そぉ〜れがまたたまらんカッコイイのよ(!)

で、ギターも上手い。

私、パンクロック好きだったけど、あんな「ちゃんとしたギターソロ弾く人」って、その頃まだ知らんかったから、パッと聴くと簡単そうに思えるソロだったけど、最初から最後まで、音が「グシャッ」って潰れずに綺麗に鳴ってるし、メロディもしっかりしてる。

んで、そのソロ弾いてる時の顔がまたカッコイイのよねー

目ェ閉じて口開けて、自分が弾いてるソロにウットリしてるような顔がすげーセクシーで

男ながらに

「うわ、コノ人カッコイイ!素敵!」

って思ったですねー。

て・・・・。

あんまりにも興奮して話がどんどん膨らみそうだから、冷静にアルバムを紹介します(汗)

ストレイ・キャッツのデビュー作「涙のラナウェイ・ボーイ」(現代は「Stray Cats」)は、1981年のリリースです。

80年代っていえば、みんなが、特にアメリカは「近未来」を意識した、デジタルなサウンドやピコピコしたものや、軽いディスコ調のものに物凄い需要が集まっていた時代。

ロカビリーという「30年近くも昔の音楽」をあえてやる彼らは、実はあんまり受け容れられなかったのです。

しかし、彼らの音楽は、ちゃんと聴けば分かるんですが、しっかりと”パンク”してた。

パンクロックの”本場”であり、アメリカのルーツ・ミュージックに造詣が深いイギリスの本気なリスナー達が「ストレイキャッツ、ヤバい!」「アメリカから超クールなロカビリー・パンクなバンドが出てきた!」と、熱狂的に支持して、遂に彼らはUKチャートの上位にランクイン。

それを受けてアメリカの若いリスナーが、「いや、ちゃんと聴いたらマジカッコイイじゃん」「スタイルこそロカビリーだが、実は最先端の硬派なロック!」と気付いて、ストレイ・キャッツは一気にブレイク!

次々とヒットを出して、さっきもちょっとだけ触れた「レッツ・ゴー・ファスター」でその音楽性を最大限にまで深めて研ぎ澄ますのですが、彼らの「時代に迎合しない」という姿勢と「アメリカならではの新しいロックをやる!」という意気込みは、既にこのアルバムで楽曲として完全に出来上がっております。


(涙のラナウェイ・ボーイ81年のライヴ。いつ観てもイイ!ブライアン・セッツァー色気最高だべ!)

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