ディープなコラム こちらにも書いてます♪

2017年04月19日

ベルソス マルチレコードプレイヤー(カセットテープもCDも聴ける)

今、世間は「アナログブーム」と言われております。

何というか「アナログレコードならではのあったかい音」が、若い人達にはとっても新鮮で心地良い。

ということなんです。

確かにアナログレコードやカセットテープの音は、デジタルのCDやダウンロード音源とは、根本的に「違う仕組み」を持っておりますから、その”違い”が心地良いと考えたら、なるほどそうだなぁと思う訳です。

一昔前はアナログレコードやカセット(ミックステープ)は、DJやHIPHOPとかクラブミュージックを愛好する人達でしたが、今は洋楽邦楽問わず、色んなジャンルでなんですね。

で、聴き方も様々です。

オーディオシスムをガッツリ組んで、本格的に鳴らしたい人もいれば

「うん、とりあえず金銭的なこととか、隣近所のこととかもあるから、とりあえず高級でなくても、手軽に楽しみたい」

という人とに別れてて、若い人の間では、どっちかというと後者が多いようです。

「レコードが聴きたい」

「あ、でもCDも聴きたい」

「カセットが聴けたらもっといいよね」

「それとUSBに接続して、レコードの音をMP3に落とし込みたい」

「できればスピーカーも付けてください」

という贅沢なご要望にはコイツが応えます↓



スピーカー内臓でしかも色々再生出来て、1万切るっていいじゃないですか。

もちろん本格的なオーディオとはまた別物なんでしょうが、とりあえずレコード聴きたい、アナログ生活を楽しみたいって方、どうでしょう?

ステップアップを考えてる人も、最初はこういうので全然OKだとアタシは思いますよ〜♪




『音のソムリエ 高良俊礼の音楽コラム』

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2017年04月18日

ジョニー・ウィンター Live

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ジョニー・ウィンター/Live
(ソニー・ミュージック)


いやぁ皆さん暑いですね、という言葉を、これほどまで早く使うとは、今年は思ってもおりませんでした。

奄美なんかもう3日前ぐらいから急にムシムシしてきて、雨もダーダー降って、これもう梅雨ですよ。

アタシもここへきて頭痛したり何したりと、体調も急降下であうあう言っております。

さぁこうなったらお約束、CD屋としては

「梅雨のジメジメをふっ飛ばすような音楽聴こうぜぃ」

ということなんでありますが、あー、梅雨の鬱陶しい時期、夏のクソ暑い時期には向かい酒ならぬ”向かい音楽”で、アタシは大体対抗しておりますね。

そう、鬱陶しい雨の季節には、ゴリゴリのジャズとかドロドロのブルースとか、バリバリのロックンロールがよろしいです♪

で、このうちの「ドロドロのブルース」要素と「バリバリのロックンロール」の要素を併せ持つといえば、アメリカはテキサスの火の玉兄貴、ジョニー・ウィンターであります。

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大体名前が「ウィンター(冬)」のくせに、何か北欧神話にでも出てきそうなルックスのくせに、この兄貴はとにかくガンガンゴリゴリに、ブルースの影響受けまくりーのロックンロールを、配慮なんて言葉全くない強引なギターで弾きまくる!そして含みなんて言葉知らんぜな、張り上げるだけ張り上げる声でがなりまくる。


まー、男臭い&暑苦しいことこの上ないんですが、それもここまで貫けば、一周回って清々しい!

特にライヴ盤を聴けば、爽快な汗が一緒にかけて、気持ちがスカーンと晴れます。特に車ん中なんかでいい感じのボリュームで聴くとたまらんのですよね〜♪



(ギター・レジェンド・シリーズ)

【収録曲】
1.グッド・モーニング・リトル・スクール・ガール
2.イッツ・マイ・オウン・フォールト
3.ジャンピン・ジャック・フラッシュ
4.ロックン・ロール・メドレー:火の玉ロック〜ノッポのサリー〜 ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン
5.ミーン・タウン・ブルース
6.ジョニー・B・グッド
7.イッツ・マイ・オウン・フォールト
8.ローリン・アンド・タンブリン


このアルバムは、ジョニー・ウィンターがデビューして間もない頃(1971年)にリリースされた、ニューヨークのロックの聖地"フィルモア・イースト"での熱演を収録したライヴ。

とにかくロックで「ライヴ名盤」といえば、コレと1976年の「狂乱のライヴ」が、ジョニー・ウィンターの代表作として挙げられます。いやもう実際凄いんです。

原題は「Johnny Winter And / Live」です。

"And"ってのはバンド名で、まぁ彼っぽく直訳すれば

「ジョニー・ウィンターとその他の野郎共」

ですねぇ。

メンバーは、この"And"の中心人物で、セカンド・アルバムからジョニーと共同プロデュースなどをしているギタリスト、リック・デリンジャー、ベースのランディ・ジョー・ホブス、ドラムがボビー・コールドウェル。4人編成の、れっきとしたバンド編成であります。

ジョニー・ウィンターって人は、本当にもう悪ガキの、しかもガキ大将がそのまんま大人になってミュージシャンになったような人で、ギター弾かせたら特に「オレがオレが」がヒートアップする人だったらしく、それは確かにアルバム聴いて、その大暴れするギタープレイ聴けば分かります。

ジョニーの実弟、エドガー・ウィンターも

「兄貴は我が強すぎてタチ悪いんだよ。てかあのバンド名見た?"ジョニー・ウィンター・アンド"だぜ?何だよ"アンド"って」

と、半ば呆れながら言ったといいますが、いやいや、ジョニーはそれだからこそ生涯スタイルを変えることなく、最高にカッコいいブルースロッカーとして輝いておったんです。

さて、アルバムを聴いてみましょう。

楽曲のほとんどは、ジョニーが完全に「オレの好み」でセレクトしたとおぼしき、古いブルースやロックンロール・スタンダード。

兄貴はオーディエンスとの小賢しい駆け引きなんざ一切致しません。ドカーンとおっぱじめて「前半は大体ブルース、真ん中ロックンロールで盛り上げて、シメにブルースどーじゃー!」と、実に分かりやすいライヴで、例の如く弾きまくり、がなりまくってテンション最高潮のまま、感動と興奮・・・じゃなかった、興奮と熱狂と握りこぶしの時間はあっという間なんです。

「この1曲!」と言われても「んなもん全部に決まってんだろー!」と、がなりたくもなりますが、強いて言えば、ストーンズの「ジャンピンジャック・フラッシュ」からの怒涛のロックンロール・メドレーに興奮しねぇヤツぁ、と、ソフトに言っておきましょう♪

そして特筆すべきはバンドサウンド。

ジョニーがその強烈なキャラクターゆえにやっぱり真ん中で暴れまくってはいますが"アンド"の野郎共は、単なるジョニーの引き立て役じゃありません。

全体のサウンドが、実にタイトで不良で、おまけに土臭いんですよね。特にリック・デリンジャーのギター、弾きまくるジョニーのギターに負けない狼藉ぶりで、ガンガンにソロぶっこんできて、こら名前の通りアブナいし、ジョニーもリックも、どっちかがソロ弾いてる時のバッキングが、本当に自由というかお互い

「あ?てめーがソロ弾いてる時はオレがバッキングで目立ってやんよ!」

みたいな闘志剥き出しで、凄い緊張感醸してるんです。

うんうん「ギター・レジェンド・シリーズ」ですので、こういう「ソロvsバッキング」のバトルにスポットを当ててこのアルバムセレクトしたんですよねソニーさん、わかります。


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2017年04月15日

松田聖子 SEIKO JAZZ

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松田聖子/SEIKO JAZZ
(Verve/ユニバーサル)

はい、色々とシャバダバしておりまして、身も心もパンク寸前ですので、今日はちょっと肩の力を抜いて聖子ちゃんについて語ってみましょう。

聖子ちゃんといえば、デビューからもう37年経ちますが、その間ずーーーーっと日本のアイドルの頂点に君臨してきた偉人です。

同期でデビューした人達、或いはそれこそキラ星のように彼女の後を追ってデビューしたアイドルの人達は、デビューして何年か経てつと女優さんになったり、もっと歌謡曲っぽい歌手になったり、アーティスティックな方向性を目指したり、とにかくある時期を境に「アイドル」から卒業していきました。

これはまぁ人間というのは黙っててもトシを取ってしまう生き物でありますから、当然の流れです。

しかし!聖子ちゃんは違います。

人間ならば20代、30代・・・と、トシを重ねて行く毎にそれ相応のカッコ良さみたいなものを目指すようになるものですが、聖子ちゃんは一貫してアイドル。

つまりいくつになっても「カワイイ」と言われる存在であるところに自身を置いて表現してゆくことが、アイドルを貫くこと。

アタシは1976年生まれで、物心付いた時は聖子ちゃんはアイドルでした。

もちろんその時は、別に凄いとも何とも思わず「あぁ、テレビ出てるなぁ」ぐらいに思ってましたし、そこから音楽を好きになった10代の頃、音楽にのめり込んだ20代の頃も、やっぱり自分の夢中になるものにまっしぐらで、そんなに松田聖子という人について考えたりしたことはありませんでした。

それがちょっと「おっ?もしかしてこの人は凄いんじゃ・・・?」と思ったのが、1996年の2度目のアメリカデビューとその後でした。

ファンの方には「何をいまさら」な話かも知れませんが、アメリカでアルバムをリリースして、そこから本格的な洋楽路線になるのかと思っていた矢先、帰国後に放った「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」が大ヒット。

これが凄い曲だったんです。

歌詞なんかもごく当たり前のこと歌ってるだけなのに、何でこんなに耳に残るんだろう、と。

そこからアタシの中で「松田聖子」は「聖子ちゃん」になりました。

「あぁ、この人は40になっても50になっても、これは”アイドル”でしかない。他の存在ではない」

と・・・。つまり一言では言い表せない魅力なんですよ。





【収録曲】
1.スマイル
2.追憶
3.イパネマの娘
4.遥かなる影
5.マシュ・ケ・ナダ
6.アルフィー
7.静かな夜
8.ドント・ノー・ホワイ
9.恋の面影
10.星に願いを

で、今回はそんな聖子ちゃんが、満を持して「ジャズ」に挑んだアルバムです。

バックを努めるのは、ジャズの世界ではもう一流の、デヴィッド・マシューズ率いるマンハッタン・ジャズ・オーケストラ。

しっとりしたゴージャスな雰囲気の中、全て英語のチャーミングな発音で綺麗に歌われるジャズ・スタンダードやボサ・ノヴァ。

その、豪華と可憐で塗られた演奏の中から、フッと立ち上る、微かに切なくやるせない情感。

基本的に聖子ちゃんは、ジャズを歌おうが英語だろうが、もうこれ、聖子ちゃんでしかないんですが、それこそエンターティメントの真髄でありましょう。

そういや、まだポップスという音楽が出来る前は、ジャズが一番ポピュラーな大衆音楽で、楽団はヴォーカリストをやとったり、ゲストに招いたりして、一般大衆の人気を得ていたという話がありますが、このアルバムはある意味”それ”なんですよ。

「へ〜、松田聖子がジャズやってんだ〜」

で、聴いた人を、ジャズとかどうとかそういうのをすっとばして聖子ちゃんの魅力に「うはぁ、凄い!」と開眼させるような、そんな不思議で強烈な引力も持ってますし、もっとサラッと「耳に心地良い日本人歌手のジャズカバー」なBGMとしても聴ける(つうことはクオリティが高いということ)、今、まだちょっとしか聴いてませんが、聴く度に色んな凄さ、カッコ良さを教えてくれそうなアルバムです。



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2017年04月12日

サンタナ Santana

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サンタナ/SANTANA
(ソニー・ミュージック)

ソニー・ミュージックの税み¥1080「ギター・レジェンド・シリーズ」から、ブルースやロックの素晴らしい名盤を皆様にご紹介しております。

で、本日はサンタナ!

サンタナといえば、アタシはまず最初に、個人的に大好きな「サンタナ3」をどうしても紹介したくて、真っ先にレビューしましたが、レビュー書くために久々に引っ張り出して聴いたファースト・アルバム「サンタナ」と、セカンドの「天の守護神」も、それぞれカラーは違えど、いやいやなかなかどうしてこれは「3」に勝るとも劣らない傑作なんじゃないか、アタシは今までどの耳でファーストとセカンドを聴いてきたんだ、反省しろ。

と、なりました。

で、反省しましたねぇ。

という訳でサンタナ、ファーストから順を追ってご紹介しましょう。

まず「サンタナ」というのは、あのギターのヒゲのおじちゃんのソロ・プロジェクトの名前ではなく、れっきとしたバンド名であります。

もちろんあのギターのおじちゃん、つまりカルロス・サンタナが演奏の中心であり、特に3枚目以降は彼が完全に主役としてバンドのサウンドをリードしている訳ではあるんですが、今でも「サンタナ」はバンドです。

サンタナの結成はデビューから4年前の1965年に遡ります。

この時代というのは、ロックンロールの終演で一時期下火になっていた「ブルースをルーツに持つロック・ミュージック」が、ビートルズやローリング・ストーンズらの英国ロック勢、そしてちょい後のジミ・ヘンドリックスの英国デビューとブレイクが決定打となり、アメリカの若者の間でも「ブルースやR&B寄りのロックはカッコイイぞ!」という認識が沸騰しだした頃で、あちこちでブルースロックのバンドが出てき時代でありました。

サンタナの前進である「サンタナ・ブルース・バンド」は、メキシコ生まれのカルロスが「ブルースバンドやろうぜ!」と、サンフランシスコの仲間達に声をかけて生まれたバンドです。

最初の頃はそれこそストレートなブルース・ロックをやっていたようですが、メンバー達はあることに気付きます。

それは

「フツーにブルースロックやるよりは、もっとラテン音楽の要素取り入れてロックと融合させた方が面白いんじゃね?」

というものでした。




(ギター・レジェンド・シリーズ)

【収録曲】
1.ウェイティング
2.イヴィル・ウェイズ
3.シェイズ・オブ・タイム
4.セイヴァー
5.ジンゴー
6.パースエイジョン
7.トリート
8.ユー・ジャスト・ドント・ケア
9.ソウル・サクリファイス
10.セイヴァー (ライヴ)
11.ソウル・サクリファイス (ライヴ)
12.フライド・ネックボーンズ (ライヴ)


そんなサンタナのデビュー・アルバムは、まず一発目からいわゆるカギカッコ付きの「ロックバンド」の音とはまるで違います。

ポンポンパカポコとパーカッションが実にカラフルで土臭いリズムを打ち鳴らす中、太く粘るビートをうならせるベース、そして情感に溢れたギター、プログレッシブなオルガンが入り乱れ、凄まじい勢いで即興を軸にしたソロの応報を繰り広げます。

1曲目なんかラテンというより、アフロファンクだし、そこからガガーンと音楽性が堰を切ったかのようにキューバ音楽や或いはジャズロックの芳醇な香りをムンムンに撒き散らしながら炸裂して、その高いテンションが失速せず最後まで一気に聴かせてくれるんです。

この頃のサンタナは、よく「まだサンタナのギターの個性が出しきれてない」と言う人もいますが、すべての楽器が主役として激しくも自由に絡む演奏の中でしっかりとソロにバッキングに存在感を出しています(とくにオルガンとのスリリングな長尺ソロのやりとりは手に汗握ります)。

後年の伸びやかなサウンドとどこまでも抜けてゆくサスティンこそ聴かれませんが、恐らくはレスポールとマーシャル直結の、豪快でささくれ立ったトーンには、他で聴けないならではの魅力が確かに、いや、確か過ぎるほどにあります。

サイケデリックな味わいも強く、総じてかなり中毒性の高いアルバムです。



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ツバキ文具店



亡くなった祖母が残した小さな文具店で「代筆屋」という稼業を継いで、訪れる人達の切実な想いが詰まった手紙を書く。

その手紙が取り巻く様々な物語を、繊細なタッチで描いた小川糸のヒット小説「ツバキ文具店」。

このお話、大好きなんですよ〜。

NHKのドラマ10で、多部美華子主演で、只今放送されてます。原作の雰囲気を忠実にした、心温まるストーリーは必見ですが、あのドラマいいなと思った人は、ぜひ原作も読んでみてください。
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