2020年04月19日

モダン・ジャズ・カルテット ジャンゴ

51SFgNVViFL._A.jpg モダン・ジャズ・カルテット/ジャンゴ (Prestige/ユニバーサル) 「モダン・ジャズ」という言葉が生まれたのは、1950年代と言われております。 ジャズという音楽は元々はニューオーリンズでダンス・ミュージックとして誕生し、それがやがてシカゴやニューヨークといった大都会のクラブでゴージャスなビッグバンドスタイルで演奏されるようになって最初の全盛期を迎えた訳です。 ところが物事には必ず栄枯盛衰というものがあり、流行りがあれば廃れがあります。 ..
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2018年10月18日

リー・コニッツ モーション

625.jpg Lee Konitz/Motion (Verve) 1940年代末にデビューし、2018年現在も常に第一線で現役を続けているリー・コニッツ。 この人の凄いところは、ただ「ずっとジャズをやってた」というだけではなく、長い現役生活の中で常に自身の表現を進化させるためのハンパない努力を続けてきたところであります。 デビューして真っ先に飛び込んだのは 「今、世間では”熱く盛り上がるジャズが流行ってる、私はこれに対抗して構造美を極め尽くした真の..
posted by サウンズパル at 22:44

2018年01月03日

ザ・ユタ・ヒップ・クインテット

1.jpg span style="font-size:large;">ザ・ユタ・ヒップ・クインテット (BLUENOTE/EMIミュージック) 当ブログをお読み頂いております音楽好きの皆様、新年あけましておめでとうございます。 サウンズパルの店舗を閉じて、このブログを開始してから早いものでもうすぐ4年になりますが、その間お店の常連さんや、遠方にお住まいのお客さんに「ブログ見てるよ」「アマゾンで買い物する時はアンタのブログのリンクから行くことにするよ」等々、有り難い言葉..
posted by サウンズパル at 11:34

2017年12月27日

ヒッコリーハウスのユタ・ヒップ Vol.2

6.jpg ヒッコリーハウスのユタ・ヒップ Vol.2 (BLUENOTE/EMIミュージック) ユタ・ヒップという人は、ドイツからスカウトされてやってきて、1950年代のキラ星の如く輝くモダン・ジャズの名盤がズラッと並ぶBLUENOTEにおいて、ライヴ盤2枚を含む3枚のアルバムをひっそりと残し、わずか2年にも満たない活動を静かに終えてジャズの世界から姿を消した幻の女性ピアニストでありますが、その確かなピアノの実力、儚い哀愁をヘヴィな音色と強靭なグルーヴで織り交ぜたか..
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2017年12月26日

ヒッコリーハウスのユタ・ヒップ Vol.1

1.jpg ヒッコリーハウスのユタ・ヒップ Vol.1 (BLUENOTE/EMIミュージック) 冬になると聴きたくなるピアノといえば、そう、この人を忘れてはいけません。 モダン・ジャズ華やかかりし1950年代半ばにドイツからやってきてブルーノートに何枚かのアルバムをそっと残し、そして失意のうちにジャズの世界から静かに姿を消した哀しみの女流ピアニスト、ユタ・ヒップ。 確かな実力を持ちつつ、決してテクニックを派手に見せつけない楚々とした魅力のあるフレージング..
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2017年11月06日

ドン・フリードマン サークル・ワルツ

1.jpg ドン・フリードマン/サークル・ワルツ (Riverside/ユニバーサル) 昨日はボビー・ティモンズ『ディス・ヒア』を皆さんにご紹介しながら、ジャズにおける”ファンキー”とは何か?ということをお話ししましたので、本日はモダン・ジャズが成熟を極めた1960年代、今度はファンキーに代表される”ノリを求めるベクトル”のジャズとは真逆の方向から”鑑賞音楽としての質を重視したジャズ”というものについてお話しましょう。 ちょいとのっけから難しいことをのたまってしまっ..
posted by サウンズパル at 18:40

2017年09月19日

リー・コニッツ ディープ・リー

1.jpg リー・コニッツ&トリオ・ミンサラー/ディープ・リー (ENJA/SOLID) 夏の間は大コルトレーン祭をやっておりましたので、もうそれこそ耳に入れるサックスの音といったら、煮えたぎるような情熱で出来た硬質な音。 「お前、何で夏のクソ暑い時にそんなコルトレーンみたいな爽やか要素がひとつもないもんばっか聴いてるんだ」 と、心ある方々から結構マジなツッコミを頂くこともありますが、や、これはウチの宗派(大コルトレーン教)の教義でありまして・・・、と笑いながら返..
posted by サウンズパル at 19:22

2017年07月03日

レニー・トリスターノ ニュー・トリスターノ

5.jpg レニー・トリスターノ/ニュー・トリスターノ 「毒を食らわば皿まで」 という言葉が好きなので、今日もしつこくレニー・トリスターノをご紹介致します。 トリスターノという人は、その音楽同様にとてもストイックな人で、自分にも他人にも妥協をいうものを一切許さない性格でした。 そんな人ですので、多くの弟子を育てつつも、音楽以外のことでツルんだりフザケたことをやったりする、いわゆる”お友達”のクルーは持ちません。 むしろ高潔な人ですから、酒や麻薬やギャンブ..
posted by サウンズパル at 19:23

2017年06月29日

レニー・トリスターノ 鬼才トリスターノ

614+32CXcRL__CR0,0,500,500_UX128.jpg レニー・トリスターノ/鬼才トリスターノ (Atlantic/ワーナー・ミュージック) さて、ここんとこずっとアート・ペッパーにハマッておりまして、いわゆる1950年代のクール・ジャズというものについて考えを巡らせておりますが、実はこの”クール・ジャズ”には、西海岸のオシャレで軽妙な(でもその奥底にはどうしようもなくやるせない詩情が渦巻いている)ものとは別に、東海岸はニューヨークで発生してその後のジャズ演奏に計り知れない影響を与えたクール・ジャズが存在するというお話..
posted by サウンズパル at 18:15

2016年04月15日

ロコ高柳とロスポブレス エル・プルソ

5.jpg ロコ高柳とロスポブレス/エル・プルソ (JINYA DISC) 高柳昌行といえば、戦後日本のジャズ黎明期から活躍し、60年代から70年代の過渡期に即興演奏の可能性を厳しく追究すべく、フリー・インプロヴィゼーションの世界へと飛び込み、晩年には一人で多数のギターを駆使した”アクション・ダイレクト”によって、我が国におけるフリー・ジャズやノイズ・・ミュージックの第一人者として、または彼を尊敬して止まないサーストン・ムーア(ソニック・ユース)、ジム・オルークといった海外の..
posted by サウンズパル at 20:38

2015年12月14日

J.S.バッハ クリスマス・オラトリオ(ヘレヴェッヘ)

4.jpg J.S.バッハ クリスマス・オラトリオ(2CD) (ERATO/ワーナー) あの〜・・・やっぱりクリスマスですからね、いつもはこのブログもやれ戦前ブルースだのフリー・ジャズだのハードコアだのと好き勝手書いておりますが、たまにはアタシもこうですな、何と言いますか世の中の流れにキッチリと乗りまして「あぁ、アイツはあんな風にしてるけど、本当はちゃんとした人間なんだ。人は見かけで判断したらいかんよなぁ・・・」と思われたいという欲が人並にございまして、今日はいい加減クリ..
posted by サウンズパル at 19:19

2015年05月08日

高柳昌行 フリー・フォーム組曲

10045094807_s.jpg 高柳昌行とニューディレクション・フォー・ジ・アーツ フリー・フォーム組曲 (Three Blind Mice/Think!Recods) 「高柳昌行って凄いらしい」 と聞いたのは、ジャズなんか全然興味がなかった頃です。 確かソニック・ユースのサーストン・ムーアが「高柳昌行という日本のジャズ・ギタリストがいて、彼のノイズは本当に凄まじい」とか何とか言ってたのを、何かで聞いたか読んだかしてのことだったと思います。 その時は高柳昌行に関する情報もほ..
posted by サウンズパル at 19:32

2014年11月20日

リー・コニッツ・プレイズ

1.jpg リー・コニッツ・プレイズ+4 (Vogue/ソニー) 【パーソネル】 リー・コニッツ(as) ジミー・ガーリー(g) アンリ・ルノー(p) ドン・バグリー(b) スタン・リーヴィー(ds) 【収録曲】 1.四月の思い出 2.レコード・ショップ・スエイ 3.リー・チー 4.ヤング・リー 5.ユード・ビー・ソー・ナイス 6.フォー・ピー・エム 7.ロスト・アンリ ..
posted by サウンズパル at 16:55